[GMによる独創設定解説] <鉄鬼>とは、高度な電子頭脳を内蔵した無人兵器をさす。 正式には<自律兵器>とよばれる。高価なのが欠点だが、使い方を誤らなければ強力な兵器である。自爆型のものは、鉄鬼の中では最下級に属しているが、鉄鬼にしては安価なので、比較的、普及しているらしい。 |
[ギラ軍曹の軍事講座] 近接信管っていうのは、レーダー・ドップラー効果を応用して、目標に接近 しただけで起爆する信管で、普通は大型の長射程ミサイルなんかに搭載されて るんだけどね。近づく前に迎撃しないととっても危険よ、気をつけなさい! |
[GMによるルール解説(防御について。必読!)] KO判定は難易度5だが、絵札を[運だめし]のように出せば、難易度を下げられる。しかしSTR値が高い人物なら、絵札を直接、抵抗判定に使用したほうがよいだろう。 なお、盾をもっていない、あるいはライフル等の両手持ち火器を使用していて盾を装備できない人物でも、絵札を2枚だせば、防御力にプラス1される(盾はもともと、絵札を1枚捨てて初めて使用できるものなので、1枚目の絵札を防御力0の盾とみなすわけである)。これは累積され、以後絵札を1枚づつ出すたびに1点づつダメージを軽減できることになる。志尾原氏のような狙撃系人物は、この規則を活用すべきだろう。ただし、壁に叩きつけられる、などの衝撃系ダメージは基本的に装甲や盾では防げないので注意。 また、ダメージ3以上の武器は、防御点1の盾として使用できる。ただ、ここにいう武器というのは、刀剣類に限るのが妥当だろう。ただし、ライフル等の両手持ち火器はこれに含むものと解する。いずれにしろ、専用の盾には防御力は及ばないので、[射撃]で切り札の使える者は片手で撃てる拳銃などを使い、盾を装備した方が、バランスがとれる。 |
[GMから一言] 遮蔽物の利用は、特に銃撃戦や対機甲(メカ)戦において重要である。手近なものに隠れると、マイナス1から2程度の修正が攻撃側につく。ことによるとその1点で、相手が[切り札]を使えなくなるかもしれないのだから。戦闘が始まったら、まず伏せたり隠れたりするのが、熟練傭兵らしくて演出的にも格好良いだろう。 地味なようだが、苛酷な戦場では、この行為が生死を分けることもあろう。 戦闘中に思い出して、隠れることを宣言した場合、それだけで1ターンを費やしてしまう(とする)。くれぐれも戦闘開始時に宣言するように。 特に屋内戦では、爆発物やフルオート火器で攻撃されると[回避]にマイナス2の負荷がかかるため、最低限、伏せ撃ちをすることをお勧めする。そうすると攻撃側の技能にマイナス1の修正がかかり、回避側の負荷修正は実質マイナス1だけですむわけである。 ただ、遮蔽物を利用すれば照準にはマイナス修正がつくが、銃弾そのものを防げるものかどうかに留意する必要がある。例えば、ルールブックにある[薄い壁]だと、防御点は3点なので、ライフル弾は防げない(4−3=1点のダメージがくる)。 |
ミリィ「お、いよいよ突入戦だね! まったくこいつらときたら、血なまぐさいねぇ。ま、続きを読むならこっちだよ」 |
表紙へパラパラ♪ |
リュート「お姉ちゃんは遠くから大量虐殺してるじゃないの(呆)。まったくもう。……パラフリ議事録一覧は、こっちですよ」 |