清水パラフリ用語大辞典

きん〜た

きんしゃら         

[金沙羅]
 きんしゃら。帝国の辺境、山華明崘(サンカメイロン)星系の伝承にみられる古代の魔物。現在、帝国考古学会により現地調査がすすめられている。金色の毛なみに蒼い縞模様をもつ巨大生物だという。
「これってアレ?」
「しーっ!」
GM「もう内緒にしなくていいよ(笑)。その後、震星の攻竜騎であることが、第15話で判明しました」



[駆逐艦]
 装甲と火力は低いが、高い機動力をもつ軍艦のこと。元来、潜水艦や航空機を駆逐するための小型艦をさしていた。
 パラフリ世界の駆逐艦は強力な対艦ミサイルを有するため、搭乗員の技量によっては十分、主力戦艦とも渡りあえる。公国の<ハンタードッグ級>、帝国の<朱雀級>、企業の<たかなみ級>はいずれも駆逐艦に分類されよう。軍の払い下げという経路での民間転用がもっとも頻繁におこなわれる級種の航宙艦艇であり、宙港などで目にする機会も多い。新米傭兵や運送業者が初めて入手する艦艇はたいてい駆逐艦である。ジャンプエンジンを備えた艦艇のうち最小で最も安価なものが駆逐艦なので、それも当然といえる。
「あたしらぐらいの上級傭兵だと、巡洋艦クラスとかを母艦にするけどね」
「パラフリ世界の航宙艦は、<追跡者>と違ってあんまり自動化されてないから無理だって。維持費もけっこうかかるしね」

[クリストファー・トルテン・ピント](PC)
 公国人の青年剣士。18歳。光学剣をもつ。清水パラフリ2号版に登場する。どちらかといえば肉体派だが、フルート技能(DEX)が異彩を放っている。2号版の第1話では、暴徒をフルートの音色により鎮めた実績をもつ。無口だが、実は頼りになる少年なのかもしれない。今後の成長が楽しみな人物のひとり。テトラ・ハミルトンの幼なじみ兼用心棒といったところか。
 遊戯者は清水あつし(2001年現在12歳)。小学生でもパラふれることの実証である(笑)。

[グレネード・ランチャー]
 擲弾発射器。手持ち式の小型砲で、口径40ミリ程度の炸裂弾を発射する。グレネードというのは擲弾(てきだん)ともいい、歩兵が扱う小型の榴弾をさしている。
 破壊力は手榴弾ていどだが、照準器つきなので、より正確に、遠距離への攻撃をおこなえる。単発の手持ち砲型式のものもあるが、現在ではアサルトライフルの前部に装着する<アッドオン・グレネードランチャー>が一般的。擲弾の装填は手動で、砲身を手で開放し、排莢、次弾装填をおこなわなければならない。傭兵や兵士にとっては馴染みぶかい火器である。
 正規軍では、最初からアサルトライフルと小型グレネードランチャーが接続された火器を採用する部隊が増えている。遠距離では20ミリていどの擲弾による面制圧効果を狙い、近距離から中距離はライフル弾で精密射撃を行うという火器である。清水パラフリ世界では、<複合小銃>とよばれる。
「弾の装填に1ターンかかるのがねえ、まだるっこしいんだよね」
「そのぶん強力だしね。そうポコポコ撃たれちゃかなわないわ」
「40ミリグレネードをフルオートで撃つ武器もあるんですけど……」
GM「複合小銃では、擲弾の弾倉も装備されていて半自動式だから、装填に時間はかからないぞ。小口径擲弾だから破壊力は40ミリ級よりは落ちるかもしれないがね」



[ケモノ]
 獣人をさす俗語。ネコミミ系よりも獣的要素を多く含む人種をこう呼ぶことが多い。広義では、ネコミミもケモノの一種といえるだろう。獣人が実在するパラフリ世界では、差別用語である可能性もある。パラフリ世界だと、男性の多くはケモノだが、女性の多くはネコミミ系に分類されようか。

[玄武]
 げんぶ。ナーガローカ星系惑星アナンタの首都<白仙柳>の観光名所となっている巨大兵器。類別は<首都防衛戦略機竜>。
 サイバードラゴンが大型化の傾向をたどっていたころに拠点防衛用に建造された旧式の兵器で、対艦ミサイルを550発も塔載できた。旧式だが高出力レーダーも備えており、同時に100もの目標を捕らえ、同数のミサイルを発射・誘導できたとされる。対空用としても連装46センチ砲や機銃座を数多く塔載していたが、竜紋が未完成であったのが致命的であった。主砲は粒子砲だが、一定時間の充電により、核分裂砲にも転用できた。その場合の破壊力は戦術核ていど。全長はおよそ400メートル、全高390メートル、戦闘重量は実に10万トンにも達した。
 55年前、<第3次ガルダ侵攻>のおりに、3体もの成体ガルダと激しい戦闘を展開し、大破した。その残骸が現在観光名所となっており、清水パラフリ世界では著名な観光地となっている(大きさ、知名度ともに東京タワーなみ)。玄武と運命をともにした最後の艦長・華 烈鱗(カ・レツリン)大佐の物語は、ナーガローカでもっとも人気のある英雄譚であり、何度も映像化されている。
 玄武のNPCとしてのデータは、清水の創作追加設定集<サイバードラグーン>を参照のこと。



[コア・ワールド]
 銀河中核世界。三国の主星系に近い星域をさすが、はっきりした区分があるわけではない。都会育ちの人間が辺境域を揶揄するときに自らの故郷を自慢してこのように呼ぶことがままある。一般的には、最も初期に星系開拓、植民が始められた三国の首星系をさす。

[光学剣]
 荷電粒子を磁場で固定し、何でも切り裂くビーム剣のこと。公国貴族の一部に伝わる古代の遺産だが、単分子剣に比べると目にする機会は多い。所有者の遺伝子が光学刃の制御に関わり、また内蔵エネルギーが膨大なため、複製は不可能。
「ルールブックにはビーム剣って書いてあるけど。この名称はGMの趣味よね」
GM「ふははっ! ダメージは<単分子剣>と同じ5点だが、こいつなら<レーザー返し>ができるぞ! かっこいいぜ!」
「それも当然、オリジナル設定なんだろうねえ」
GM「無論だッ!」

[攻撃機]
 軍事施設などの爆撃任務に使用される小型の航空機。スペースオペラでは、艦載機として多用される。パラフリ世界の攻撃機は、ジャンプ能力はない。たいてい、外見は戦闘機に似ており、実際もF/A(戦闘攻撃機)として両方の機能を兼ねる場合が多い。
 ただ、パラフリ世界の攻撃機は、ミサイル迎撃用のレーザー機銃座を後方に配しており、戦闘機より防御力が高い。また、戦闘機よりも少しだけ装甲も厚いようだ。加えて、対艦ミサイルを装備しているため、腕利きの操縦士が使用すれば、大型航宙艦との戦闘でもひけをとらないだろう。運送用などに民間転用される機種もある。
 実際のところ、地球暦20世紀後半以降でも、戦闘機と攻撃機の区別はあいまいになっている。爆撃用とはいえ、空中戦も可能なのがふつうである。ただ、対地攻撃機では、米軍のA−10のように、対空砲火に備えて堅固な装甲鈑を有する機体がある。そうした機体では速度は犠牲になるが、どちらにしろ地表付近では高速飛行は難しいし、対地攻撃においては低速でじっくりと目標周囲を飛行する戦術がとられることが多いので、問題はない。
「ま、ホントの一流傭兵なら、戦闘機、いや生身でも戦艦と戦うけどね」
「ていうか人間じゃないでしょ、それは。普通の傭兵の人は、勇気と無謀をはき違えちゃダメよ!」

[鮫撃3世](こうげきさんせい)
 力大轟が所有する朱雀級駆逐艦。現在のところ改造されていない。実質上は、保護者である? 牙狼々が管理しているらしい。力大轟の亡父が遺した艦であるとか。外見は、水上に浮かぶ水鳥を思わせる。いまのところ、この艦はモスコ=ミュールほど不幸ではないようだ。力大轟たちは移動に民間の客船を利用することが多いせいだろう。いまのところ、1回の任務完了ごとに自宅に帰還してるし。

[光速兵器]
 レーザー・メーザー兵器の総称。レーザー砲は単一波長の光を励起して誘導放出するもので、メーザー砲は極超短波を誘導放出して発振する兵器である。ふつうの光や電波はさまざまな波長のものが入り乱れているが、レーザー・メーザーでは人為的に位相をそろえてあるため、指向性が高く、単位面積あたりのエネルギー密度が非常に高いため、兵器として使用されるわけである。高速で飛行する宇宙艦艇や宇宙ミサイルの迎撃には、初速が音速の数倍ていどでしかない装薬式の火器では対応できず、これら光速兵器が多用されることとなる(光は万物のうちで最速の存在である)。
 メーザーは水分子をふくむ物体に対し働きかけ、発熱させるため、対怪獣兵器としてよく使用される。対怪獣兵器としてのメーザーは<メーサー>と発音するのが慣例であろう(笑)。
 エネルギー搬送率はレーザーのほうが上であるが、発明されたのはメーザーのほうが最初で、技術開発史的に欠かせない存在である。
「プラズマか炸裂弾じゃないとねえ」
「あなたの祖先ってば、そればっかだったのね。アークトゥルー王家はこっちのほうばっかりだったらしいけど」



[サイド・アーム]
 補助火器。たいていの傭兵はSMG、アサルト・ライフルか対戦車ライフルを主戦兵器(メイン・アーム)とするが、それらが故障した場合には補助火器が有用である。たいてい携行に便利な小型か中型の拳銃が用いられ、それらはホルスターに収納される。まれに対戦車ピストルや小型のSMGをサイド・アームとして用いる猛者もいる。<しきがみおえど>においては、隠匿性の高い<名刺シューター>がサイド・アームとして一般的らしいが、名刺を射出するだけに被害者に必ず名前を残してしまう点が欠点である(笑)。
「あたしのは重ブラスターだけど、マシン・ピストルに変えようかなあ」
「普通の中型オートにしときなさい!」

[サイバーウェア]
 人間を捨てるための道具。<しきがみおえど>建国の元となった商品。詳細はルールブック参照のこと。サイバーパンク系SFによく出てくる。
 具体的には、体にちょくせつ埋めこんで身体にさまざまな能力を付加する器具をさしている。サイバネティックから発展した先端技術の結晶ともいえる。
「いらね」
「そうね」

[サイバードラグーン]
 まるごと1つの星系を舞台に、10体以上の巨大な機械巨竜を戦わせる競技会。およそ4年に1度、<ベスティンスタイン公国>のナーガローカ星系(帝龍大厳洞星系ともいわれる)で開催され、公国全土を熱狂させる一大行事となっている。元来はサイバードラゴンの操縦士をさす単語だった。200年近く前、7450年から開催されている。
 土着宗教の祭典という色彩が当初は濃かったが、今日では各国企業の技術評会という色彩が強くなっている。近く第50回大会が開催される予定。各種関連商品あり。ナーガローカ防衛軍制式採用のためのサイバードラゴン・トライアルとしての意味あいも強く、採用されると莫大な利益が望めるため、各国企業がしのぎをけずっている。
 2000年末の冬コミで、清水三毛によるサイバードラグーン設定集・参考図画集が頒布された。人型巨大ロボットが存在しえないパラフリ世界で、巨大メカ戦闘を堪能するために設定されたといえる。
「燃えるねえ! ドラゴン型ってのが、怪獣っぽくていいんだよね」
「セクシーよね♪」
「…………」

[サイバードラゴン]
 サイバードラグーンにおいて使用される競技用格闘戦闘機。具体的には全長数十メートル以上の巨大な機械竜である。
 咽頭部に主砲を搭載し、各種誘導弾、対誘導弾近接防御用レーザー・バルカン・ファランクスシステム、防御用力場障壁、白兵戦用兵器を装備するものが一般的。大会出場機では操縦士は1名のみとされているが、構造的には対空銃座の射手も搭乗できる。陸戦、空戦、宇宙空間戦、場合により水中戦が可能であることが条件。各国の大手企業が社運をかけて開発した機体が多く、採算を度外視して先端技術を結集させて建造される。ためにその性能などは機密扱いである。
 戦術的分類によると、巡洋艦なみの火力を搭載した特殊攻撃機とされる。多彩な戦闘状況、完璧な乗員生存性を追求して建造されるため、駆逐艦大の質量にもかかわらず建造費は50億ガメル以上にも達するという。練習用の機体は一部で市販されているらしい。
 標準的なサイバードラゴンは、体高30メートル、全長60メートル、重量120トンていど。

[さらもか]
 形容詞・名詞。傭兵同人誌業界用語。帝国系の獣人の、やや毛足の短い、かつ柔らかな毛並みの魅力を包括的に形容する。たいてい美少女獣人系傭兵について用いられるが、まれに美少年獣人系傭兵などについても使用される。語源は、「毛並みにそってなでるとさらさらしているが、逆になでると毛がもかもかと逆立って心地好い」というところにある。一般的なマニア用語ではなく、清水の造語。
「またかい」
「いつものことね」

[山華龍泉]
 さんかりゅうせん。帝国と公国の国境付近に位置する星系の名称。銀河帝国時代の重要な軍事遺跡が存在するため、両国の紛争の火種となる危険性をはらんでいる。居住可能の惑星も公転していたが、初号版第15話で立て続けに彗星が衝突し、壊滅した。
 本星系の第2惑星にある軍事遺跡には<震星>が封印されており、リンダらの介入により復活した。そのさい、帝国・公国・謎の勢力による争奪戦が生じ、救援にかけつけた傭兵ギルド艦隊も含め、4つどもえの激しい艦隊戦が展開された。この会戦がきっかけとなって、第18話現在、帝国・公国間の関係は急速に悪化しているという。
 なお、初号版では、このとき初めて艦隊戦ルールが適用された。

[三点射]
 三点射撃。バーストファイア、制限点射ともいう。フルオート射撃を3発ごとに制限する機構で、引金を引きつづけても弾丸は3発しか連射されない。おもに弾丸の浪費を防ぐため開発された。単一目標に多大な破壊をもたらすが、多数の敵を相手にする場合はフルオートのほうが有利であろう。射撃機構が複雑になるため、耐久性に疑問がある。
「これはこれでいいよね。ベレッタM93Rとか、グロック18とか」
「フルオートでも制限点射するのが基本です!(PAPAPAPAPAM!)」
「思いっきりトリガーひきっぱなしじゃないの!」



[死]
 ホロー傭兵分隊が毎回好き勝手に配ってまわっているもの。

[シェーシャ]
 ナーガローカ星系の第2惑星。惑星表面の大部分が海洋におおわれており、居住区の多くは洋上の人工都市である。経済的にはこの星がナーガローカ星系の中心といえる。クビナガリュウハーフなど、各種の2級市民海洋生物ハーフが多数確認されている。ガルダを最初に誘引する原因となった遺物<マニマンダパ>は、この惑星の深海30000メートルで発見された。

[志尾原総一郎](PC)
 ホロー傭兵分隊随一の狙撃手。男性、20代。彼の狙撃に対するこだわりは、単に職務であるという必要性以上のものがみられ、敵にまわすと非常に危険である。メイン・アームは対戦車ライフルで、野戦型の傭兵といえる。
 本来傭兵ではなく<しきがみおえど>の人材派遣課の職員だが、今や傭兵業界で右に並ぶもののない狙撃手である。おそらく対人用としては使用が禁止されている対戦車ライフルでガンガン敵を射殺する。牛氏が18話現在では参謀としての印象が強くなってきたいまでは、分隊内で最も危険な人物であるといえよう。いっぽうで商売上手だったりして、なかなか奥が深い。極限まで身体のサイバー化をすすめた結果、生身で戦闘機を撃墜できるまでになった。名刺シューターをはじめ、内蔵火器は隠匿性が高い点も海賊などにとっては驚異である。一部の宇宙海賊では、彼への対抗策として、電磁ライフルや古代のプラズマ兵器の採用を検討中らしい。
「彼の射撃の腕って、もはや神業なのよ」
「武器が違うだけで、やってることはあたしとかわんないじゃん」
「…………」

[邪王真空牙]
 牙狼々が自分の牙につけた名前。かみつく前に宣言するのだろうか?あほである。

[シャロン](PC)
 初号版第17話初登場の公国人少女。12歳の宇宙海賊。<悲劇>は「復讐を誓っている」「幼少である」。どういうわけかギラ軍曹の写真集を万引きして警察につきだされるところを、ホロー分隊に助けられた。犯罪はイカンよ、君。
 INTが高く、17話をみた限りでは、年に似合わず狡猾な印象をうける。遊戯者はADあきら氏。

[銃剣]
 小銃、アサルト・ライフルの先端に装着する軍用の刃物。当初製造されていた地名から、バヨネットともよばれる。現代でも密林や市街での戦闘では白兵戦は生じるため、需要はある。旧型のものでは短剣のようなものもあったが、現在はナイフていどのものが一般的。一部では刺突専用の、巨大なクギに似た<棒状銃剣>も使用されている。
 鞘(スカバード)と併用すればワイヤ・カッターや缶切りになるなど、多機能のものが主流。使わない時は、鞘に入れ、軍用サスペンダーか軍用ベルトに下げておく者が多い。
 ライフルに着剣せずナイフのように使うこともできるが、耐久性を重視して頑強に作られているため、本来のナイフが行うような繊細な作業には向かない。そこで、熟練した軍人や傭兵は銃剣のほかにもう一本、作業用のナイフをもつのが常識とされている。
 ちなみに、ファンタジーで一般的なブロード・ソードやポールアームなどは、近代戦では使われない。こだわりがあれば別だが、軍事的にリアルとは言えないだろう。
「斬るんならいいけど、ライフルに着剣した状態で刺すと抜けなくなるんだよね。筋肉がしめつけるもんだから」
「そういう場合は迷わず引金をおとしましょう。発射の反動で楽に抜けるわ。ただ、ライフルが跳ね上がるから自分にぶつからないようにしないといけないけど。
 ……にしても、敵のほうは刺された上に撃たれちゃって悲惨よねえ。こーゆー野蛮な戦術は個人的には好きじゃないわね」
「あんたが絶大な力をもっているがゆえの奇麗ごとだろ、それは」

[主戦兵器]
 傭兵業界用語。傭兵が主に使用する兵器をさす。傭兵業界では名をあげることが顧客の増加につながるので、兵器一つとっても個性を演出する小道具となる。したがって、主戦兵器には改造(カスタム)を施すなど、凝る者が多い。そうでなくとも戦場で命を預ける道具なので、こだわりをもって慎重に選択するのが当然である。メイン・アームともいう。擲弾発射器つきのアサルト・ライフルが一般的。
対義語:サイド・アーム
「たいていプラズマだよな」
「たいていプラズマよね♪」

[銃床]
 ストック。小銃や散弾銃の機関部の後部にある、肩にあてるための部位をさす。ここをしっかり肩で支持することが、精密射撃の呼吸法などにおいては重要である。白兵戦では、打撃に使用することも多いが、樹脂製のストックは脆いので直打撃のみに使用したほうが無難。白兵戦のことを考えると木製ストックのほうがよい。
 とりまわし易さを重視するSMGやMARでは、骨組みだけの折り畳み式銃床や、伸縮式銃床を備えるものが多い。近接戦においては銃床をひじではさみ、腰だめでフルオート射撃することもあり、戦術的に重要な部位といえる。
 警察活動の場合、固定式銃床の銃器できちんと狙って撃たないと、裁判で不利になるおそれがある。

[巡洋艦]
 パラフリ世界では巡航艦とよばれている。駆逐艦より火力・装甲にすぐれ、戦艦よりも機動力にすぐれる艦種。艦隊の中堅どころといえる。

[乗騎]
 じょうき。乗り物とする動物のこと。清水パラフリにおいては、上級仙人が駆る乗用異能生物をさしており、多くは数十メートル以上の巨体をもつ。超光速航宙能力を有するものもいる。たいていその戦闘能力は戦略生物級であり、使いようによっては一国の軍に等しい働きをするという。現在はゼランボラと金沙羅以外には確認されていないが、清水パラフリ世界各地の民間伝承には、乗騎とおぼしき古代神獣が多種類、頻繁に登場している。
「あたしのはバムソード」
「わたしのはゼランちゃんよ」
GM「違う世界でも似たようなコトやってるのが問題だよなー、我ながら」

[小銃]
 ライフル。長い銃身をもち、後部には銃床を備えた両手持ちの小火器。銃身内に弾道安定のための螺旋状の溝(ライフリング)が刻んであるところから、ライフルと呼ばれる。ただし、高初速が求められる対戦車ライフルや電磁ライフルでは、ライフリングがない滑腔銃身であることが多い。この場合は銃の外見から単にライフルとよばれるわけである。

[シリウスジゴクガメ]
 全長2〜3メートルの狂暴な戦闘亀。NPCとして清水三毛が設定した。古代遺跡から卵がよく発掘され、警備用などに軍や海賊が多用する。装甲が厚く、兵装も生体レーザー、生体粒子砲と強力。新米傭兵が最初にぶつかる壁であり、初心者傭兵キラーといわれる。志尾原氏の存在により、ホロー傭兵分隊においては単なるザコに成り下がってしまった(笑)。プラズマ・ジゴクガメなど、さまざまな亜種が兵器バリエーションとして市販されているらしい。
ギラ「いちおうサイボーグ兵器として市販されているけど……」
ミリィ「どうも古代の戦略生物をゲノム解析せずに複製したようなふしがあるねえ。違法行為だよ」
リュート「彼らの技術力では、解析すら不可能なはずなんですけどね」
ギラ「まったく、ミルオーガンの連中は!」

[ショット・カノン]
 散弾砲。炸裂散弾を発射する。近接戦用としてはこれ以上ないほど強力な火器だが、射程があまりに短いために発射した本人もダメージを受けるという欠陥兵器。例によって暴牙竜星系人が何も考えずに開発した。

[神鰐]
 しんがく。ジャカレイ2とも呼称される、ジャカレイの量産型サイバードラゴン。多数のミサイル・ランチャーを装備しており、サイバードラゴンというより、ミサイル母機である。白兵戦能力は低く、ミサイル戦むき。
 その卓越した火力および電子性能がみこまれ、若干数が軍および帝龍解放戦線などにより購入された。ナーガローカ星系において、牙狼々と力大轟がはじめて搭乗したサイバードラゴンでもある。詳細は、画廊2/メカ系に掲載。

[滲蠢游](PC)
 しん・しゅんゆう。金華帝国のカエル人男性で、清水パラフリでは珍しい中年世代である。。SOCが高いので実は美形らしい。もともとは沢乃版パラフリに登場したPCで、清水パラフリには第15話から登場した。遊戯者は厄駘渾沌氏。
 両生類ハーフなので、乾燥や低温に弱い体質である。もともとは星間運送会社の操縦士をしていたが、会社が倒産したために傭兵ギルドに加入したらしい。本人は単なる職業斡旋所かと思っていたら、きっちり傭兵として登録されてしまっていたようだ。妻子もちのため、以後辞めるに辞められない状況が続いている。よりにもよってホロー傭兵分隊などという最前線を受け持っている部隊に配属されるとは、リンダなみに不幸である。
 DEXが非常に高いため、傭兵としては素人だが、生存率は高いものと推定される。第16話では、GPMG(汎用機関銃)の掃射すら回避していた。(攻撃は防御するのではなく、回避するのが近代戦の基本である)

[震星]
 しんせい。星をも震わせる者、という意味の名称らしい。第15話に初登場した女性NPC。あざやかな金色の毛なみに赤い虎じま、紫がかった金属光沢を放つ青い髪をもつ。服を着ないため、たいてい全裸でうろついている。上級仙人らしく、その破壊力ははかり知れない。ギラ軍曹とも古くからの知りあいらしいが、詳細は不明。
 リンダの祖先と何らかの関係があったらしく、復活するなりリンダに一目ぼれして、18話現在、同棲中。本人の目標は、リンダと一個大隊分の子供をつくることらしい。
 金華帝国系の虎ハーフらしいのだが、女性なのに全身が体毛に覆われていたり、複数種のビーストハーフの特徴をもつなど、奇妙な点がおおい。一部の生物学的特徴は、きわめて原始的なビーストハーフに酷似している。
 乳頭は4対あり、最上部の1対だけが乳房として発達している。腹に育児嚢(いくじのう)をもち、<まめ震星>の元である球体を多数収納している。育児嚢にはこのほか、さまざまな生体機器が収納されているらしい。入浴は嫌いで、砂浴びを好む。
 まめ震星部隊とあわせ、げんざい、帝国系の傭兵ファンのあいだで人気沸騰中らしい。
ギラ「リンダちゃんには悪いけど、これで当分、わたしは安心できそうね♪」



[スィル・クルスティア](PC)
 黒髪の青年海賊。20代前半とおもわれる。男性。遊戯者はカリン氏。全身傷だらけで、巨大ロボットや刀剣類の愛好家らしい。犯罪的傾向が強く、好色という、「いかにも」な宇宙海賊。やはり海賊というと青系の髪(長髪がのぞましい)をした異能生物っぽい美少女(17歳)というのが定石なのではないだろーか。←偏見
 スィルは実は公国政府からの極秘任務を請け負っている。今後の展開に期待がかかる。設定として生かされるかどうかは、出演頻度が決定するであろう。サイバー化しており、戦闘能力も中級以上といえる。
 18話現在、ホロー傭兵分隊内では、家政婦兼いじめられキャラとしての立場が確立しつつある。とくにまめ震星に嫌われることおびただしい。リンダをからかって遊んだりするせいであろう。

[スカイマスター]
 <鷹龍>の量産型サイバードラゴン。現在(7648年末)、傭兵ギルドや公国軍において、もっとも有望視されている最新鋭の主力戦闘竜であり、発注数も多い。CCV性能が強化された結果、陸上・空中をとわない均衡のとれた機動性能、火力、装甲バランスが実現され、総じて、高く評価されることとなった。配備部隊でも、扱いやすいと評判である。また、軍用ドラゴンであるため、追加センサーポッド、ECMポッド、増槽、前脚マニピュレータで扱える専用の大型火器、盾なども量産されており、運用領域がきわめて広い。今後、各種の派生型が確認されよう。
 ただし、最新型であるがゆえに高価で、一般のクリーパーには手が届かず、ほとんどが軍用、傭兵ギルド登録機である。民間宙港ではなかなか撮影できないぶん、かえってサイドラ・マニアには人気で、軍の基地の離着床に接近しすぎたマニアが逮捕される光景がよくみられる。
 機体の詳細データは、画廊2/メカ系に掲載。

[スペオペ]
 スペース・オペラの略称。宇宙を舞台にした冒険SFをさす。基本的に娯楽物語なので、勧善懲悪を主軸とした単純な筋書きのものが多く、SFとしては古典的な分野である。が、一部に熱烈な愛好者がいる。ファンタジーが<剣と魔法>なら、こちらは<銃と宇宙船>といえよう。清水パラフリでは他に、<とんがり耳、光線、プラズマ、巨大怪獣>などの要素がごくまれに含まれることがあるが、気にする必要はない。
 単に宇宙を舞台にしているだけでなく、科学や人類の未来に対する明るい展望に彩られていることがスペースオペラには必要であり、また、そうした明るい未来を描いているからこそ、読んで、遊んでいて楽しいのだ、というのが最近の清水の見解である。
 なお、近年では、単純な勧善懲悪ものでなく、本格・ハードSFや文学的な要素をとりいれたニュー・スペースオペラが主流である。
類義語:ニュー・スペースオペラ



[成型炸薬弾]
 ホロー・チャージ。炸裂弾の炸薬先端を円すい状にくり抜いた形状にすることで、着弾時のジェット噴流に指向性をもたせた炸裂弾をさす(モンロー効果)。爆発エネルギーが一点に集中することで、高い貫通力を示す。強固な装甲を貫通して内部の人員や設備を数千度の高熱で破壊できるため、対戦車兵器として多用される。
 対抗策としては複合装甲や爆薬反応装甲(リアクティブ・アーマー、砲弾が命中すると自爆する追加装甲)を装備するなどが考えられる。運動エネルギーを利用しないため、初速は遅くてもよい。


[西美鈴](PC)
 せい・みれい。清水パラフリ零号版に登場する帝国のウサギハーフ女性。狙撃に秀でており、牙狼々傭兵事務所に配属される前は、射撃インストラクターをして生計を立てていたらしい。色香でNPCを惑わすのも得意。まだ新人なので、今後の成長が楽しみ。
 遊戯者は清水母。50代主婦でもパラフれることの実証である(笑)。

[ゼランボラ]
 未完のパソコンゲーム版<追跡者>外伝に登場した初代リドイーマの攻竜騎……ではなくて。
 清水パラフリにおけるギラ軍曹の乗騎。甲殻をまとった二足歩行型の竜の姿をしており、人語を解する。<光子翼>をもつ。ふだんは小さなトカゲの形態をとってギラ軍曹と行動をともにするが、ギラ軍曹の母艦にとどまっていることが多いらしく、あまり姿をみせない。(NPCが2人同時に出演するとGMは辛い……特に肩に乗ってるとかいう設定だとよく忘れられるのよ、ホント)
 べらんめぇ調でしゃべるが、常識的な苦労人、といった性格。
「だしてやりなよ、GM……」
「そういえば、あのパソゲーって結局日の目をみないまま終わるのかしら?」

[セレクター]
 選択子。フルオート火器において銃器の射撃法を決定するスイッチで、安全装置、単発、三点射、連射はこれで選択する。光速兵器では、三点射や連射はなく、広角射や全力照射という射法になる。たいてい銃器の機関部に設置されており、人間工学に配慮した銃器では、銃把を握ったまま親指で操作できるように設計されている。とはいえ操作には1ターンかかる。操作したターンに即、射撃してもよいが、その場合[射撃]技能−1。としておく。

[セミオート]
 半自動装填式、もしくはその火器。引金をひくと1発だけ弾丸が発射され、自動的に次弾が装填される火器で、拳銃や小銃では一般的。セミオートの拳銃は、オートとよばれる。アサルト・ライフルでも、遠距離射撃の場合や、技量の高いものはセミオート射撃をおこなう。
 とくに一流の傭兵は、フルオート火器でもセミオート射撃しか行わない。弾薬の浪費を防ぎ、騒音で居場所をさとられることを防止するためだ。

[戦艦]
 軍艦のうち、最も火力と装甲にすぐれるもの。機動力は低いが、艦隊の主力であり、ときには国力の象徴ともなる。そのぶん維持費や必要人員も膨大であり、PCが入手することはほとんどないといえる。
 余談だが、航空戦力が重視される世界では、艦隊の主力は戦艦ではなく、航空母艦である。

[戦術生物]
 軍事用語。異能生物のうち、(人類文明においての基準で)戦術兵器級として分類されるものをさす。小火器から浮遊戦車、戦闘機、戦術偵察機などに比肩する戦闘能力または偵察能力をもつ生物をさすが、戦略生物との基準は曖昧である。実際に戦闘に使用される兵器、または実際に紛争が生じた場合、会戦・戦線レベルでの勝敗を決する兵器とも定義されよう。
「シリウスジゴクガメなんか、代表的な戦術生物よ」
「代表的っていってもやっぱり異能生物だから、遺伝子地図なんか人類レベルじゃ解読できてないってね。卵は市販されてるくせにブラック・ボックスってのは怪しいよなあ。表向きサイボーグってことでリースしてるらしいけど、ねえ……」
「戦術生物級でも、下級仙人とか、普通の傭兵にとっては厄介な敵は多いから注意してね」

[仙女]
 1、女性の<仙人>。
 2、全銀河最強の生物。清水パラフリでは、まるぷにで青い髪の者に、特にその傾向が強い。
「これ、誰のことかしら。ギラちゃんわかんなーい♪」
「だから、よせってそういうの……」

[戦略生物]
 軍事用語。異能生物のうち、人類の基準で戦略級と判断されるものをさす。熱核、対消滅、加速砲などの大量破壊兵器または精密兵器を有する生物がこれに分類されることが多い。
 なお、戦略兵器とは、都市、重要軍事施設などを攻撃対象とするもので、戦争または紛争自体の趨勢を決してしまうものをさす。また、戦略偵察といえば、敵国全体の広域偵察をさし、戦時ではなく平時におこなわれるものである。
 一般的には、戦術を大規模にしたものが戦略といえる。また、実際の戦闘にではなく、核兵器のように平時において政治の道具として、戦争の存在自体を左右する兵器とも定義できよう。いずれにしろ戦術兵器との区別は曖昧で、異能生物においても、単に「上級異能生物」の意味合いで使用されることの多い単語である。普通の傭兵は、決して相手にしてはいけない。
「あなたのことね」
「あンたもだろ……」



[爪龍王国]
 そうりゅうおうこく。惑星シェーシャの赤道に位置する群島海域の名称で、王朝国家を自認しているものの、自治省は明確には主権をみとめていない。
 古代銀河帝国時代にまでさかのぼる歴史をもち、勇猛果敢な海洋民族であるバリオニクス・ハーフにより建国されたという伝承がある。当時は広い範囲で海上貿易をおこない、海洋国家として繁栄していたという。なお、バリオニクス・ハーフは現在では滅亡したとされている。
 <暴牙紛争>時代には、<帝龍解放戦線>と協調路線をとって公国軍と対立したものの、その後、暫定自治区の分割や蜂起運動の方針をめぐって対立が生じ、現在では、解放戦線と交戦状態にある。ナーガローカ編・爪と牙の戦記第3話では、牙狼々と力大轟が、両者の抗争にまきこまれた。

[装薬兵器]
 そうやくへいき。光速兵器の対義語。火薬で発射する、もしくは推進する型の火器を清水はこう呼ぶ。ミサイルなども含むと、かならずしも弾道兵器という分類と合致するとはいえなくなる。未来世界でも、陸上や洋上の戦闘では、構造が単純で安価なため、装薬兵器が使われつづけるだろう。
類義語:弾道兵器

[ぞな]
 接尾語。帝国の猫ハーフの一部にみられる方言である。「〜ぞなもし」という場合もある。使用するとINT−5(笑)。語源は、毎週木曜日深夜1時15分からテレ東……だったんだが、放映が終了してしまった(笑)。現在、あの作品についてはLDなどのソフトが入手できる。
用例:「桃まんは美味いぞな」

[ソルバランダ]
 <八星武伝>に<卒琉婆羅蛇>として登場する伝説上の巨大な怪物。正式な発音には上の表記が最も近い。金華帝国に伝わる写本の幾つかには、神獣として登場する。



[対戦車ライフル]
 徹甲弾を使用する大型の小銃。大口径弾薬を使用するため射程が長い。戦車装甲が肥大化した今日では対戦車火器の主流はミサイルであり、対戦車ライフルという名称ではあるが、むしろ遠距離狙撃用につかわれることがほとんどである。そのさいの標的は通信設備や軽装甲車輌であり、また条約で対人用としての使用は禁止されているため、現在では<対物ライフル>という名称が一般的である。宇宙海賊や傭兵が多用する象徴的な火器でもある。半自動式であるため法規制を受け難く、入手しやすいせいであろう。
 狙撃用に改造すれば有効射程は2000メートルにもなる。屋内戦ではその長大さゆえ、扱いにくい。市街戦ではまず必要とされない火器である。
備考:象徴という意味では、アサルトライフルが最も一般的で、伝統的な傭兵の家系では家紋にとりいれられているほどである。
用例:この俺のライフルにかけて!

[田宮りさ](PC)
 20代前半とおもわれる。企業出身の女性で、志尾原氏の部下らしい。SOCが低いが、<うるうるくん>を活用して交渉にのぞむことがある。第11話において、志尾原から対戦車ライフルを譲り受けた。火器を撃ちまくるのが趣味であるとのことで、今後がおそろしい。戦闘系人物という印象が強い。遊戯者は南里氏。
「こーゆー人ばっかりなの!? リンダちゃん、もっと新人教育しっかりしなさいよ!」
「血なまぐさくない傭兵って、あんま見たことないけど。無理なんじゃん?」





ミリィ「辞典のつづき、みるだろ? <だ>から<わ>までさ」


ギラ「表紙に戻るの? それならここからどうぞ」

2003年6月16日 最新版掲載 清水三毛 Copyright Mike Shimizu