ロンヴァルト(2)
side view of RON-VALT 横から見たロンヴァルト

 王室専用獣鬼兵ロンヴァルトを横からみたところ。古い絵なので、一部やぶれた箇所がセロハンテープで補強されている(笑)。ご容赦ください。
 サルキー犬やシェパードを参考に描いた記憶がある。イヌ型といえるだろう。しかし体色は橙色で、刃などは青系統と、かなりどぎつい配色である。注:この絵は白黒でお見せしております。
 こういう哺乳類系の怪獣は描いたことがなく、これも何枚目かの設定画である。最初にかいたものなど、デッサンもなにもなかった。これもどうだかアレであるが。
 以下に、<追跡者大百科>より抜粋した情報をのせておく。設定マニアのひとは読んでね(笑)。
 王族専用守護獣鬼兵ロンヴァルト
 頭胴長:63(通常形態)〜226センチ(戦闘形態)*肩高の数値は四足歩行時のもの。
 尾長:60(通常形態)〜334センチ(戦闘形態)
 体重:8(通常形態)〜300キロ(戦闘形態)
 肩高:35(通常形態)〜110センチ(戦闘形態)
 最大走行速度:140キロ/時(四足走行時)
 分類:第二世代型(特殊)
 発掘頻度:皆無
 所有者:アルフェリッツ リュート氏
 兵装:口部粒子砲
    超音波振動爪×14
    尾部超音波振動刃×2
    電磁・光波シールド発生機
    尾部光線砲×2(数種類撃ち分けられる)…1.誘導プラズマ光弾
                       …2.広角レーザー
                       …3.通常レーザー
 技通称:インパクトストーム…口部粒子砲。「ファイアストーム」の強化版。
     スラッシュセイバー…爪から放つプラズマ弾性体の刃。「切断波」の強化版。
     コロナフラッシャー…全身から放つ衝撃光波。

 特徴:インファルト王族(正確にはアルフェリッツ王族と思われる)専用の、守護獣鬼兵。一体だけが存在し、代々の王朝に受け継がれてきたものと推測されている。知能は高く、標準的なヒューマノイドクラス。機動力・火力・防御力などいずれの性能をとっても第二世代型獣鬼兵中ではトップクラスであり、招喚と制御に要する精神エネルギーもまた膨大である。そのためか、(招喚士として未熟な王族を守護する必要もあるだろうから)戦闘時以外でも小型、経済的な通常形態(中型犬程度のサイズ)として通常空間にとどまり、戦闘時には戦闘形態へ移行するという独自のシステムを採用している。この形式であれば、直接疑似空間から戦闘形態のロンヴァルトを招喚するよりは精神エネルギーの消耗は少なく、未熟なマスターでも十分扱うことが可能であるものと思われる。ちなみに、雑食性で普通のヒューマノイドが食べるものなら何でもエネルギー源にしているようだ。(獣鬼兵のエネルギー源については、『宇宙怪獣の生物学』P.135 〜P.142 参照。銀河中央出版、アルフェリッツ リュート氏著)

 戦術:全天候型、多彩な戦術を有す。空戦以外は大抵の環境で戦闘が可能であり、二足走行も可能。高速で敵を追尾もしくは戦闘離脱を行う際には四足走行であるが、近接格闘戦では立ち上がって前脚の超音波振動爪・尾部の超音波振動刃を用いることが多いようである。また、後脚には踵近くに補助爪が装備されており、棒状の物を掴むこともでき、樹上戦闘すらも可能にしている。コロナフラッシャーは多数の敵が近接戦を挑んできたり、一斉に多数の触手などが絡みついてきた場合などに使用されるようで、至近距離の敵はまとめて弾き、吹っ飛ばすことができる。近接格闘戦用の牽制武器といえよう。なお、移動時には背面に1〜2人程度の標準的ヒューマノイドを搭乗させることも可能である。  
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2000.9.4.MS. 作成