ラクシャーサ
F/A bionicweapon RAXERSA 空戦用獣鬼兵ラクシャーサ

 <追跡者>SS2話以降に登場。宇宙傭兵ラスターが乗る空の獣鬼兵。全長30メートル、体重20トン。ガメラなどに比べれば小型だが、獣鬼兵にしては大型である。第三世代型といって、有人式で、火力も機動力も絶大である。設定画にも気合がはいっていて書き込みが汚い。すみません。例によって1993年作成。
 主翼がX型に4枚配置されており、実に絵にしづらい獣鬼兵であった。甲殻は真紅、羽は黄色と、これまた派手な色彩である。この絵は白黒だが。
 高度な獣鬼兵のカプセルは厳重な軍事遺跡に封印されている。数そのものもごく少ない。劇中では語られていないが、ラスターが本種を入手するまでには、さまざまな物語があったのだろう。以下、<追跡者>大百科より抜粋した詳細情報。

 高機動戦闘空爆用獣鬼兵ラクシャーサ
 体長:30.3メートル 翼開張:46.2メートル 最大飛行速度:マッハ50以上
 体重:20.1トン   分類:第三世代型
 発掘頻度:ごくまれ 所有者:シャーク ラスター氏
 兵装:上部主翼レーザーガトリング砲×2
    口部荷重力粒子熱線砲
    エアロプラズナーユニット(数百枚?)
    電磁・光波シールド発生機
 技通称:1.流撃火焔翔…対地攻撃用の広範囲爆裂技。高高度から数十マッハで急降下し、敵の直前で引き起こし急上昇することにより、50000度Cにも達する指向性プラズマ衝撃波を発生させ、敵を粉砕する。地球クラスの大気圧(1気圧、摂氏20度)で破壊半径は約3キロにも及ぶ(戦術核兵器に匹敵する)。
 2.電光爆裂翔…全エアロプラズナーユニットからソリトン化プラズマ粒子弾を一斉発射する。このときの各プラズマ弾のエネルギーは10の11乗ジュール以上に達し、摂氏1億度以上の高熱により、重戦車部隊すらも瞬時に壊滅させる。
 3.獄焦雷爆砲…口部荷重力粒子熱線砲。バムソードの「マグナムブレイズ」と同一の兵器である。通常時の破壊力は航宙戦艦クラスの荷電粒子砲などと大差ないが、数十秒のエネルギーチャージを行った後での破壊力は戦術核兵器並みである。

 特徴:シャーク傭兵商会の主力兵器ともいえる、強力な飛竜型獣鬼兵。最大の特徴は、四枚の翼を構成するエアロプラズナーユニットと名づけられた「羽」であろう。これは直接プラズマ粒子を特定の方向に噴射、もしくは周囲の大気分子をイオン化して誘導することによってラクシャーサ本体を推進させる器官であるものと推測されている。これにより、固定翼機のような通常の空中機動のみならず、ホバリングや垂直上昇などのさまざまな特殊機動をも行え、その空戦性能は大気圏内戦闘機などの比ではない。また、最大飛行速度も高度1千メートルでマッハ30という信じがたい数値を記録しており、大気圏内での空戦においてはほぼ無敵であるといっても過言ではないだろう(単独でAMITカナダ・北アメリカエリアの防空戦闘機部隊を壊滅させたという記録がある)。極超音速大気圏内飛行に十分耐えうる強靱な外皮装甲はまた、現用の兵器が一切通用しないほどの防御力をもラクシャーサに付与している。総じて非の打ちどころのない獣鬼兵であり、ガーライル大戦時代には傑作機として1600年の長きに渡り生産され続けたという。

 戦術:飛行時に発生するプラズマ衝撃波だけでも、上空を通過するだけで大都市を壊滅させるほどの武器となる。陸戦時は爪や牙、翼を用いた攻撃を得意とする。  
ラスター「画廊一覧へいくわよ!」
 
ラスター「表紙へいくわよ! 他の絵はみたでしょうね!?」
2000.9.4.MS. 作成