「愛は、種属と性を超えるのじゃ!」 ――星覇 ●0、星覇とシンニャン 星覇は、央天青の隣国<星覇王国>にすむネコ系の哺乳類種属である。この種属は、女性しか存在しない。 装身具をのぞけば、常に全裸ですごし、全身は、美しい金属光沢をはなつ獣毛に覆われ、各部にトモガミとの協調用の結晶体や突起がある。髪は、蒼銀色にかがやき、約3世紀もの間老いることのない美しい姿態とあいまって、「森の妖精」と呼ぶ者もいる。 生活形態は基本的にはひとりの親が十数人の幼体をつれて養育する。数十人からなる群れを形成するのが普通。完全に狩猟採集生活をいとなんでおり、高度な政治活動などは存在しない。亜種によっては、大きな群を形成するものなど、多少、生活形態に変化がある。 星覇王国は、全土のほとんどが惑星改造用と推定される樹高200メートルにもおよぶ<大紅樹林>(巨大マングローブ)に覆われており、彼女たちの住居(巣?)は、その枝葉をあつめ、樹冠部に多く造られる。 星覇は好奇心が旺盛であり、しばしば国外に旅に出る。央天青などの市街地の郊外には、小規模な星覇の共同体が形成されていることがあり、これは<ネコ街>と言われている。 とくに若い星覇は、優れた<龍魂>をもつ交配相手を見つけるため、央天青などに旅に出ることが多い。PCはそうした星覇である。 同じ部隊に、龍魂値が3以上のPCがいた場合、恋愛に陥りそうな場面があれば、いずれか一人を、恋人として決定してもよい。その場合、星覇は、状況が許せば、あらん限りの手段をもちいて求愛をおこなう。求愛対象がこの呪縛から逃れられるのは、どちらかが死亡した場合のみである。 最初の求愛において行う交渉判定の結果、求愛対象が「自動失敗」した場合、星覇の求愛を受け入れてしまう。星覇は、求愛対象の性別や年齢に関係なく繁殖が可能である。 求愛を受け入れた場合、2ヶ月後には、求愛対象と星覇PCの間に、2D人の幼体が発生している。幼体の性別は全て女性。(自分で生んだのではなく、群オサに依頼してムシオニに生ませたのである) 星覇は、歌、音楽や物語をつくることを好む。文字の読み書きはできないものの、文化的には優れているとされる。ただし、星覇の脳は、高度に抽象的な概念をあつかったり、論理的思考をするようにはできていない。学問には向いていないといえる。 したがって、この種属のPCは、「知性」に関する技能は、一部の例外をのぞき、いっさい取得できない。また、手でもてる大きさていどの機械くらいは操作できるが、それ以上の複雑な機械類や車輛の操縦・操作は、彼女たちの理解をこえており、あつかうことは不可能。 かわりに、星覇は恐竜なみの戦闘能力を先天的に備えている。このため、多くの戦争で、蘇竜機の随伴歩兵や、三龍帝国の主力歩兵として活躍した。 星覇の能力値は、すべて装甲車輛や恐竜に類するものとして扱う。判定上の処理も車輛と同様である。 また、白兵戦での破壊力は、<体力>の値に等しい「徹甲・火弾ダメージ」となる。爆風は生じない。 シンニャン(星娘)とは、星覇が使役するクローン体であり、星覇のトモガミである。まめ星覇とも呼ばれる。 外観は、5〜7歳児ていどで、品種別の特徴をのぞけば、容貌は複製元となった星覇に酷似している。性別は、星覇同様、すべて女性である。 共榮圏の標準語を解するが、喋ることはできない。高密度電磁言語で、ゲキ星覇やほかのシンニャンと会話することはできるが、これはその他の人種には理解できない言語であり、星覇以外の人種には、シンニャンの言語は、ネコのような鳴き声にしか聞えない。 星覇は、元来、大宇宙を駆け、絶大な戦闘能力を駆使した一族の末裔といわれている。 しかし、アマミツヨ世界に移民して以来、詳しい原因はわからないが、その能力は白兵戦に限定されるようになった。トモガミシンニャンとともに戦うことで、ゲキ星覇は、その能力を増幅し、白兵戦だけでなく、様々な能力を発揮するようになる。したがって、旅に出る星覇は、たいてい、<群れオサ>にお願いして、自分のシンニャンを創造してもらう。 シンニャンは、寿命は星覇に等しいが、肉体的には成長せず、性成熟することもない。したがって繁殖もしない。精神的には、徐々に成長していく。 シンニャンは、配偶者探しの旅において星覇を補佐すると同時に、若い星覇の育児能力を向上させるための格好の素材である。配偶者をみつけた星覇が仔をなすころには、シンニャンも精神的には成熟しており、星覇の育児を助ける。 シンニャンは、星覇の妹であり、娘であり、戦友でもある。 ●1、シンニャン諸元について シンニャンは、星覇の複製なので、能力値はすべて使い手たる星覇のそれに等しい。複数個体を扱う場合でも、すべての個体の能力値が等しくなる。 複数個体を養育する場合、生命点は、全員分の合計値を管理用紙に記入し、一括処理する。 防具についても同様で、すべての個体が同じ防具を着用しているものとして、一括処理する。 キズナ難易度は、養育している個体のうち、もっとも高いものを基準とする。但し、シンニャンの個体数が1体増えるごとに、キズナ難易度+1。 <消費>は、特に記されていない限り、和魂の消費を意味する。 ●2、シンニャンの能力 シンニャンは、品種ごとに異なった能力を有する。シンニャンがもつそれらの能力を、<ニャンポウ(娘法)>と呼ぶ。レベルアップの際に、以前からつれているシンニャンの能力を向上させるか、新たなシンニャンを創造してもらうかで、戦術の幅が変わってくる。 ●3、ニャンポウ(娘法) 基本的に、星覇のターンで使用する。イメージとしては、星覇とシンニャンが協力して同時に行動することになる。判定は、シンニャンのトモガミ判定値を用いる。ニャンポウは、使おうとすると、その判定の成否にかかわらず、ゲキである星覇の「和魂」を消費する。 術の発動そのものは、攻撃系の術なら、通常の手順どおりに攻撃判定を行うだけでよい。「体」系シンニャン技能によるなら白兵戦闘、「動」系シンニャン技能なら射撃戦ルールによる。支援系や「知」系の術で、目標が抵抗しないものは、通常の難易度判定による。 なお、それぞれのニャンポウに記されている「消費和魂」を、そのシンニャンをあつかう技能レベル数で割ったものが、最終的な消費点となる。つまり、ゲキのシンニャン技能が向上すればするほど、消費する和魂が少なくなるのだ。 例:「菖蒲」技能2の星覇が、消費和魂4のニャンポウの発動判定を行う。この場合、術の成否にかかわらず、ゲキである星覇の和魂2点が消費される。 ニャンポウ格闘術・ひまわり蹴球弾! ●3−2、シンニャンの行動順 1ターンで行動できるシンニャンの数は、基本的に一人である。複数のシンニャンを同時ターンに行動させる場合、複数行動ルールによる。また、シンニャンと同時にゲキ星覇が別個の行動を行う場合も、複数行動として処理する。 ●3−3、星覇の白兵ダメージ 星覇やシンニャンは、生身で装甲車輛と戦える破壊力をもっている。彼女たちのニャンポウや白兵戦のダメージ表記は対人レベルではなく、全て<徹甲値>扱いである。したがって人間に対しては、表記ダメージの10倍のダメージを与える。なお、星覇の白兵戦ダメージは、通常は「体」値にひとしい火弾ダメージである。例えば、「体」4なら、火弾・徹甲ダメージ4である。 ●4、星覇のキズナ判定と武魂 星覇も、アラガミ師などと同様、トモガミであるシンニャンとともに戦闘・重労働・長距離移動などを行った後にキズナ判定を行う。ただし、それらに加え、ニャンポウを用いた後にもキズナ判定を行うことができる。 すなわち、星覇は、ニャンポウを発動させて調査や交渉を行った後にも、キズナ判定に挑めるのである。 ただし、キズナ判定である以上は、トモガミとゲキの繋がりが試される場面でのニャンポウ発動である必要がある。例えば、何らシナリオの流れと関係のない通行人にいきなりニャンポウをかけ、魅了しても、キズナ判定は行えない。 ●4−1、連撃 星覇は、「武魂」を消費することで、強力な連続攻撃を行える。武魂1点を消費するごとに、1回、ニャンポウを「連撃」することができる。自分の攻撃判定の前に、連撃を行う旨・使用する連撃技・消費する武魂の点数、をあわせて宣言すること。ニャンポウ一覧に「連撃可能」と表示されている術のみ、連撃に組みこむことができる。 連撃の最初の攻撃が命中したら、自動的に、続きの連撃攻撃も全て命中したことになる。ただし、ダメージ決定は、一撃ごとに行うこと。クリティカルヒットが生じていた場合、それも適用される。 支援系の術の場合には、連撃された術が、自動的に成功したものとして扱う。持続時間などの効果は累積する。 最初の攻撃判定に失敗すると、連撃も完全に失敗に終わる。その場合でも、武魂1点は消費される点に注意。 ●4−2、星覇と水 星覇は、特に水を嫌わない。ただし、身体の清掃は仲間や自分で舐めて行い、入浴する習慣がないため、風呂や温泉は苦手である。 「連撃」攻撃中は、水中活動にともなう不利な修正を受けない。武魂の発動により、龍魂生物としての感覚が目覚めるからである。 ●5、シンニャンの養育費 養育している個体数が増えれば増えるほど高額になる。シンニャンひとりあたり月額生活費+10万リンとして、ゲキ星覇本人の生活費として計上すること。 シンニャン 注:すべてのシンニャンは、環境:森林 年代:修正なし として扱う。(三ニ型で追記) <向日葵> 格闘能力に長けたシンニャン。活発で、大人しくしているのが苦手。短髪にしてやるのが慣例。 特徴:短毛、明るい性格 属性:格闘 ニャンポウ判定:向日葵技能(体系)による 難易度:13 生命点:10 向日葵のニャンポウ 【誘魚】 尻尾の先を水面におろして大きな魚や水生生物を釣る。釣りには2D×5分かかる。この術により釣れた魚を食べると、星覇・シンニャンに限り、生命が1D回復する。 効果:魚 消費:1 【向日葵蹴球弾】(連撃可能) 体を丸めた向日葵をゲキが蹴り飛ばし、無数の衝角を体表に生じさせて敵にぶつけることで絶大なダメージを与える。射程は20メートル、攻撃判定は白兵戦闘扱い。 効果:ゲキの白兵戦ダメージ+5 消費:3 【対戦車拳法】(連撃可能) 白兵戦攻撃に用いる。装甲車輛の「急所」を見抜いて的確に白兵攻撃し、ダメージを与える。ダメージそのものは通常どおり、ゲキ星覇の白兵戦ダメージを適用する。 効果:白兵戦攻撃判定のクリティカル値−2 消費:4 【癇癪玉】 目標に接触し、高圧電流により気絶させる。電子装置は破壊される。ダメージはないが、目標は向日葵の達成値を目標として体力判定を行い、失敗したら気絶/電子装置が破壊される。 効果:高圧電流による気絶、電子装置破壊 消費:6 【膝破き】 関節技により、目標の脚を使用不能にして機動力を低下させる。車輛に対しても行える。判定に成功すると、通常のゲキ星覇の白兵戦ダメージにくわえ、目標の「動」や「技術」−2。 効果:白兵戦ダメージ+目標の「動」「技術」−2 消費:6 【地裂砲】 大地を高速で連打し、敵の直下から打ち上げる指向性衝撃波により、敵を転倒させる。ダメージはないが、命中すると、目標は必ず転倒する。効果は車両、船舶にもおよぶ。ゲキの向日葵技能×5トンまでの重量の目標を転倒させることができる。 効果:目標1体の転倒 消費:8 【向日葵雷電突進弾】(連撃可能) 高電圧ヤシャダマ(プラズマ)をまとったコブシをつきだし、高速で自転しつつ敵に突進する。属性は「電磁」および「火弾」。 効果:電磁ダメージ3+火弾ダメージ6、最低射程5メートル/射程15メートル 消費:9 【銃弾弾き】 防御判定時に行う。銃砲弾を殴って弾道をそらす。銃砲弾のダメージにかかわらず、本判定に成功すれば、銃砲弾を回避したことになり、ダメージは一切受けない。敵の射撃判定が成功した時に、敵の達成値を目標値にした判定を行う。 効果:火弾兵器の銃砲弾の弾道をそらす 消費:10 【雷電爪】(連撃可能) 刃渡り4メートルに及ぶ高電圧ヤシャダマ弾性体の爪を発生させ、攻撃する。属性は「電磁」。 効果:電磁ダメージ9 消費:12 【戦車投げ】 装甲車輛やトモガミなどを投げることで、ダメージを与える。投げられた目標の乗員は、向日葵の達成値を目標値にした体力判定を行い、失敗すると気絶する。投げられた目標は、「転倒」状態になる。投げられる目標の重量は、向日葵技能×20トンまで。 効果:向日葵技能に等しい火弾ダメージ、気絶判定、転倒 消費:16 【電光弾き】 防御判定時に行う。レーザー、メーサー、ヤシャダマなど電磁属性の攻撃を、ヤシャダマをまとわせた拳で殴り、弾道をそらす。敵の攻撃ダメージにかかわらず、本判定に成功すれば、ダメージを一切受けない。「電磁」「火弾」両属性を持つ攻撃にも、本技能を適用できる。判定に成功すれば、ダメージは一切受けない。敵の射撃判定が成功した時に、敵の達成値を目標値とした判定を行う。 効果:電磁兵器の弾道をそらす 消費:18 【雷電大断層】 ヤシャダマをまとった拳で大地をなぐり、向日葵と目標を結ぶ直線上に土石まじりの高熱ヤシャダマ爆風を打ち上げ、直線上にある物体と目標に大ダメージを与える。目標の装甲の薄い腹側からの攻撃となるため、クリティカル値−2.属性は「電磁」および「火弾」。 効果:電磁6+火弾12、射程10メートル 消費:25 【向日葵超雷電竜巻】 向日葵蹴球弾の上位技。体を球状に丸め、表面に無数の衝角を生じさせた向日葵が、高電圧ヤシャダマで体表を覆い、敵の周囲を高速旋回しつつ切り刻む。1ターンで3回攻撃可能。属性は電磁および火弾。 効果:電磁10+火弾10、3回攻撃 消費:42 <山茶花> 治療能力と友軍支援能力に長けたシンニャン。長髪にしてやるのが慣例。 特徴:短毛、おとなしい性格 属性:治癒、増幅 ニャンポウ判定:山茶花技能(動系)による 難易度:12 生命点:10 山茶花のニャンポウ 【励命活気】(連撃可能) 細胞を活性化させる低出力の電磁波により、目標の疲労や負傷を治す術。目標に接触しないと行えない。自分に対しても使用可能。 効果:対象生物の生命点が1D+「山茶花」技能値回復する 消費:1D−1 【肉弾強呪】(連撃可能) 筋繊維と脳の運動野に作用する電磁波により、目標の白兵戦ダメージを増幅する。目標に接触しないと行えない。 効果:対象生物の次ターン以降の白兵戦ダメージを2倍にする 持続時間:次ターンから4ターン 消費:4 【水はじき】(連撃可能) 自分や仲間の星覇の体毛に超流泡(スーパーキャビテーション)をまとわせ、水分子による摩擦係数を激減させる。同時に龍魂生物としての知覚能力を増幅、水中行動にともなう不利な修正を受けなくする。このニャンポウの効果持続中は、呼吸も不要。水に入っても濡れなくなるので、お風呂もこれで安心(?)。 効果:水中行動にともなう不利な修正を受けなくする、10分持続 消費:目標とする星覇・シンニャン一人あたり6 【いっしょにお願い】 目標とともに交渉を行い、その愛らしさで交渉を有利に導く。 効果:目標の魅力+3. 持続時間:交渉中(10分を過ぎるとシンニャンが飽きてくるのでキズナ判定を行うこと) 消費:2 【龍魂付与】 龍魂の共振作用により、目標の龍魂能力を高める。目標に接触しないと行えない。 効果:対象生物の龍魂+3 持続時間:30分 消費:3 運動神経と筋繊維に作用する電磁波により、目標の連撃回数を2倍にする。動判定値+3.目標に接触しないと行えない。 効果:対象生物の次ターン以降の連撃回数を2倍に、動判定値+3 持続時間:次ターンから4ターン 消費:8 【連撃付与】(連撃可能) 星覇とシンニャンの龍魂協調率を向上させ、目標の連撃回数を増やす。目標とする星覇に接触しないと行えない。神速付与を行った後、4ターン以内に目標が連撃に成功しないと、効果は生じない。 効果:和魂20を消費するごとに、対象星覇の連撃回数+1 持続時間:接触後4ターン以内のみ持続。 消費:20 【神速付与】(連撃可能) 運動神経と筋繊維に作用する電磁波により、目標の機動性を向上させる。「動」または「技術」判定値+3。目標生物に接触しないと行えない。 効果:対象生物の「動」または「技術」+3 持続時間:次ターンから4ターン 消費:14 (三ニ型で追加された) 【心眼付与】(連撃可能) 知覚神経と運動神経に作用する電磁波により、目標の知性または知+3.目標に接触しないと行えない。 効果:対象生物の次ターン以降の知性または知+3 持続時間:次ターンから4ターン 消費:12 【金剛鎧付与】(連撃可能) コンゴウガイふよ。目標の表皮細胞、筋繊維に作用する電磁波により、目標の対火弾ダメージ防御力を高める。目標が通常生物の場合は防御力+3、龍魂生物やトモガミの場合は徹甲値防御力+3.目標に接触しないと行えない。 効果:対象生物の次ターン以降の対火弾防御力または対火弾・徹甲防御力+3 持続時間:次ターンから4ターン 消費:15 【いっしょに口づけ】 ゲキとともに目標生物に口づけすることで、「癒しの口づけ」の効果を2倍にする。 効果:「癒しの口づけ」効果の倍増 消費:2D <薊> あざみ。知性技能を修得し、ゲキ星覇を補佐する。口数は少ないが、まれに鋭い発言をして相手をたじろがせたりすることを好む。遺伝的原因で視力が弱いため、眼鏡を必須とする。 特徴:短毛または長毛、暗色系の体毛、無口 属性:指揮、知的技能 ニャンポウ判定:薊技能(知系)による 難易度:14 生命点:8 薊のニャンポウ 【森林調査】 アマミツヨに存在する全ての森林において、観察や調査をおこなう術。【森のいきもの】【森の掟】による判断の前提となる証拠資料の収集などに用いられる。 効果:森林の調査 消費:3 【森の気配】 全ての森林環境において、「警戒」技能の代用として用いることが出来る術。森林戦闘に不可欠。 効果:森林において、警戒をおこなう 消費:3 【異人の言葉】 星覇語以外の言語の読み書き、会話をする。1レベルにつき1種の言語を習得できる。生命消費は、この技能を1時間使用するごとに適用する。 効果:星覇語以外の言語の読み書き、会話、通訳 消費:3 【薊式指南/ケンカ】(連撃可能) 戦闘について冷静に助言をすることで、他のシンニャンの戦闘に関する行動を成功しやすくさせる。判定に成功した場合、「薊」技能値(判定値ではない)に等しい値を、他のシンニャンの次ターンの攻撃判定や防御判定に加えられる。この値は、複数の目標に割りふってもよい。その際、複数行動ルールを適用する必要はない。 効果:目標シンニャンの戦闘関連の判定値に上方修正 消費:4 【森のいきもの】 アマミツヨに存在する全ての森林に生息する生物、生態系について判断し、正確な知識を確認する術。森の生態系に異常が発生した場合や、密猟者対策に多用される。 効果:森林についての生態学的知識をひきだす 消費:4 【森の掟】 森林に関する法規について判断し、正確な知識と法的結論を出すための術。共栄圏以外の国家の森林関連法規についても判断できる。また、星覇の群れの掟(法律)についての判断もこの術で行う。星覇どうしの紛争や、他の種属と森林に関する法的紛争が生じた場合に用いられる術であり、環境保護官の星覇が多用する。法文書作成にもこの術が使われる。 効果:森林についての法的知識をひきだす、法文書作成 消費:6 【薊式指南/お勉強】 知、またはゲキの知性を使用する行動について冷静に助言することで、他のシンニャンやゲキの知性に関する行動を成功しやすくさせる。判定に成功した場合、「薊」技能値に等しい値を、他のシンニャンまたはゲキの次ターンの知性・知関連の判定値に加えられる。 効果:目標シンニャン一人、またはゲキ星覇の知性関連の判定値に上方修正 消費:6 【薊式指南/お稽古】 動、またはゲキの「技術」を使用する行動について冷静に助言することで、他のシンニャンやゲキの「技術」や動に関する行動を成功しやすくさせる。判定に成功した場合、「薊」技能値に等しい値を、他のシンニャンまたはゲキの次ターンの動・技術関連の判定値に加えられる。 効果:目標シンニャン一人、またはゲキ星覇の技術関連の判定値に上方修正 消費:8 <菖蒲> あやめ。短射程ではあるが、ヤシャダマ(プラズマ弾)や高圧電流などの射撃攻撃を得意とするシンニャン。ふだんは怠惰だが、非常に戦闘好きで、とくに派手な爆発を好む。興奮すると手がつけられなくなることもあり、扱いづらい種とされる。緑銀色をした長髪と、やや他種のシンニャンよりとがった耳が特徴。 特徴:短毛、かすかに緑銀色の長髪、好戦的、怠惰 属性:射撃 ニャンポウ判定:菖蒲技能(動系)による 難易度:15 生命点:12 菖蒲のニャンポウ 【衝撃熱波】(連撃可能) 高温の指向性衝撃波を目標にぶつける。蘇竜機の<擬似竜紋>を貫通する。 効果:火弾ダメージ6+爆風、射程40メートル 消費:4 【菖蒲蒼電光】(連撃可能) 高圧電流により多重雷撃を行い、目標にダメージを与える。水中では行えない。 効果:火弾ダメージ6+電磁ダメージ2、射程20メートル、電子装置破壊 消費:4 【竜牙弾】(連撃可能) 2006817修正 徹甲ヤシャダマを発振し、目標にダメージを与える。 効果:電磁ダメージ4、射程20メートル 消費:9 【蒼電多重爆撃】(連撃可能) 蒼電光の上位術。複数目標に対する同時雷撃、または単一目標に対する多重攻撃を行う。水中では行えない。「菖蒲」技能値+1個の複数目標に対する同時攻撃、または単一目標に対して「菖蒲」技能値+1回の多重攻撃を、複数行動ルールの適用なしで行える。どちらの攻撃法を選ぶのか、攻撃前に宣言すること。 効果:火弾ダメージ12、射程20メートル、複数攻撃、電子装置破壊 消費:12 【竜牙連弾】 06817修正 徹甲ヤシャダマを連射する術。 効果:電磁ダメージ3(連射)、射程15メートル 消費:12 【菖蒲光爆砲】(連撃可能) 修正ずみ 榴弾ヤシャダマを発振する術。着弾と同時に爆発し、爆風により広範囲にダメージを与える。 効果:電磁ダメージ5+爆風、射程30メートル 消費:14 【ヤシャソイ】(連撃可能) ヤシャダマ系の術と同時発動することで、命中精度を上げる術。電磁誘導の精度を上げ、ヤシャダマに誘導値を付加する。他のヤシャダマ系の術と同時に用いる。複数行動ルールは適用しない。自分の術にしか適用できない。この術の生命消費は、技能レベルにかかわらず常に一定である。 効果:ヤシャダマ系の術の攻撃判定に誘導値を加える 消費:誘導値+1点ごとに3(固定値) 【ヤシャダマシ】 敵のヤシャダマ系の術を妨害する術。敵の攻撃波長にあわせた妨害電磁波により、照準を狂わせる。自分または味方の防御判定時に行う。味方の防御判定時に行った場合、そのターンは自分は他の行動はとれない。複数行動ルールは適用しない。星覇以外のヤシャダマ攻撃に対しても有効。この術の生命消費は、技能レベルに関わらず常に一定である。 効果:ヤシャダマ系の術を妨害する。 消費:防御判定値+1点ごとに3(固定値) 【アゲダマ】(連撃可能) ヤシャダマ系の術を上空高くに打ち上げ、垂直に、目標の直上から攻撃する術。ほとんどの車輛やトモガミは上面装甲が薄いため、大打撃を与える確率が高くなる。他のヤシャダマ系の術と同時に用いる。複数行動ルールは適用しない。自分の術にしか適用できない。この術の生命消費は、技能レベルにかかわらず常に一定である。 効果:ヤシャダマ系の術のクリティカル値を低下させる 消費:クリティカル値−1点ごとに4(固定値) 【竜紋やぶり】(連撃可能) 敵竜紋と逆位相振動数をもつ高電圧ヤシャダマにより、敵の竜紋を破壊する。 効果:4ターン、敵の竜紋を展開不能にする。射程25メートル 消費:24 【収束内爆光】 しゅうそくないばっこう。目標の内部に榴弾ヤシャダマを発生させ、内臓や重要機器を破壊して大打撃を与える。照準に1ターンを要し、この間、回避や防御は行えない。 効果:電磁ダメージ16、クリティカル値−3、射程30メートル 消費:32 |
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