超音速飛竜航空戦TRPG ワイバーンエレメント 正誤表と質疑応答  三龍戦騎団/清水三毛 2017/02/19  ルール解釈に関するご質問への回答と、正誤表になります。お手数おかけしてすみませんが、適用いただければ幸いです。  ただし、個別の卓において、「GMが本項にある内容を知らない」または「本項を適用しない」と決定した場合は、GMの判断を優先してください(P5「ゲームマスターの決定権」参照)。 【質疑応答】 ●質問1:同一プロセスで使用できる「違う種類の」武装にも、同一武装の複数搭載効果(P52)が適用されますか?  回答:適用されません。  同一プロセスで使用できる「違う種類の」武装は、それぞれ個別に通常の攻撃判定が可能です。同一武装の複数搭載効果は適用されません。 ●質問2:同一武装の複数搭載効果によるダメージ増加は、最大でダメージ「1D」だけですか?  回答:いいえ。  同一武装を複数搭載した場合のダメージ増加効果は、1つ追加搭載するごとにダメージ+1Dとして処理してください。  ただし、目標の装甲値は武装1つごとに適用されます。  例:クマカブトを4本撃ってダメージ増加効果を使用する場合、ダメージ合計は「(2D-装甲)+(1D-装甲)+(1D-装甲)+(1D-装甲)」となります。 ●質問3:同一武装による複数目標の攻撃や範囲攻撃について、キャラクターが受けた支援の効果を、複数の攻撃に割り振ることはできますか?  回答:できます。  同一武装による複数目標攻撃、範囲攻撃について、キャラクターが受けた支援の効果を複数の攻撃に割り振ることは可能です。  ただし、支援するキャラクターが事前に割り振りの内訳を指定する必要があります。指定なき場合、「最初の攻撃」に、全ての支援の効果が加えられます。  この規定の趣旨は、単一の攻撃と複数回の攻撃とで、支援の効果に差をつけない点にあります。よって支援の効果合計値が変わらなければ問題ありません。 ●質問4:同一武装の複数搭載効果によってダイスを複数回、振り直しする場合、キャラクターが受けた支援の効果を、複数の攻撃に割り振ることはできますか?  回答:できます。  基本的には、どれか1つの判定についてのみ、支援の効果を適用できます。但しこの場合も、3の規定を準用します。つまり支援の効果を割り振ることは出来ます。  これらの回答は、ルールブックP52右段・下から2行めの記述に反するようにも読めます。  しかし、この記述の趣旨は、複数回の攻撃に対する支援効果の合計値が単一の攻撃に比べて増加してしまうことの予防にあるので、その趣旨に抵触しない限り、支援効果の割り振りは可能とします。 ●質問5:P49「自動成功と自動失敗」のルールは、3D以上で判定を行う場合、全てのダイスが0または1でないと適用されませんか?  回答:いいえ。  判定で一度に3D以上を振る場合、まず2Dをふり、「自動成功と自動失敗」の適用の有無を確かめてください。その後で支援を受けた増加分のダイスを振って下さい。 ●質問6:P49「トラウマと願望」は、トラウマや願望1つあたり、1フェイズ1回までの使用制限と理解してよいですか?  回答:はい。  1フェイズにつき1つのトラウマしか使えないわけではありません。1つのトラウマ、願望について1フェイズ1回のみという制限があります。  したがって、1フェイズ中、2コのトラウマRPができれば、キャラクターは+2Dの修正を受けられます。RPが可能なら、1回の判定で効果を重ねても構いません。 ●質問7:P54「ホタルムカデ」に、竜特技[超音速巡航]は適用されますか?  回答:はい。プラズマ誘導弾も、ミサイルの一種とみなします。 ●質問8:P55「95式戦術ASL」「ズ式航空軌竜砲」に、竜特技[超音速巡航]は適用されますか?  回答:いいえ。  それらはミサイル(誘導弾)ではありません。光速でエネルギーが伝播されるビーム兵器なので、発射母機の運動エネルギーの多寡はダメージに影響を及ぼさないのです。 ●質問9:飛竜の[装甲]は、キャラクター作成時にダイスを振って決めるのでしょうか?  回答:いいえ。  攻撃を被弾したときに、個別に[装甲]に書かれているダイスをふり、防ぐことの出来たダメージ点数を決めて下さい([装甲]が固定値の飛竜はこの限りではありません)。飛竜や航空機の装甲には、厚い箇所や薄い箇所があることを表現しています。 ●質問10:1回の回避判定に使用できるバーストブレスは、燃料1点ぶんだけですか?  回答:はい。2点以上の燃料を、同時にバーストブレスに使用することはできません。大量の燃料を投入すると生体エンジンが破壊される可能性があります。 【基本ルールブック正誤表】 ●P11 右段 上から10行目 誤:摂食すること 正:接触すること ●P17 右段 下から20行目 行頭に一字空白を挿入。 ●P21 左段 上から21行目「装甲」末尾に、以下を追記。 :飛竜が攻撃を被弾したら[装甲]に記載されているダイスを振り、軽減できたダメージを決定せよ。武装ダメージから軽減分を減じた値が、最終的に飛竜が[耐久]に受けるダメージである。固定値の装甲については、武装ダメージからそのまま装甲の値を減じれば、最終的に受けたダメージが決定される。飛竜以外のキャラクターの[装甲]についても、本項の規定を適用すること。 ●P31 右上解説テキスト 上から4行目冒頭 誤:飛竜の変異獲得時 正:変異フェイズにて、飛竜の変異獲得時 ●P49 左段 上から17行目末尾に、以下を追記。 :判定で一度に3D以上を振る場合、まず2Dをふり、「自動成功と自動失敗」の適用の有無を確かめること。その後で増加分のダイスを振り、最終的な達成値を計算すること。 ●P52 右段 上から2行目 誤:同じプロセス、つまり射程および目標の属性が同じ武装を複数搭載した場合 正:同一の武装を複数搭載した場合 ●P52 右段 下から4行目 誤:追加ダメージ+1Dを 正:同一の追加武装1基ごとに、追加ダメージ+1Dを ●P52 右段 最下行に、以下を追記。 :ただし、支援を行ったキャラクターが指定すれば、支援の効果を複数の攻撃判定やダメージに割り振ることは出来る。ダメージ増加効果を適用する場合、1回ごとの追加ダメージに対して、それぞれ個別に目標の装甲が適用される。 ●P53 左段 上から2行目「長射程、短射程、白兵の三種。」の次に、以下を挿入。 :プロセス1〜2の武装が長射程武装、同3〜4の武装が短射程武装、同5の武装が白兵戦武装である。 ●P54 左段 上から7行目、以下を削除。 :一部、無誘導兵器についても本項で記述する。 ●P55 右段 上から1行目に、以下を追記。 :■大型砲 無誘導の大型砲。重量や空気抵抗のため飛竜の運動性などに悪影響はあるものの、高い火力を発揮する。 ●P65 右段 上から18行目、選択肢11 誤:大竜母シーン 正:日常シーン表(大竜母)における ●P65 右段 下から4行目、選択肢19 誤:大竜母シーン 正:日常シーン表(大竜母)における ●P68 右段 上から4行目 誤:キャラクターは該当する武装のあるプロセスで行動できる。 正:キャラクターは、自身がその時点で占位しているプロセスに該当する武装を使用できる。 ●P68 右段 下から1行目 誤:1ターンめが終了する。 正:敵部隊は回避判定や[上昇]を行い、結果を処理したら、プロセス3に移行する。 ●P71 左段 上から10行目「追加タンクの燃料は使用できない(通常、戦闘開始時に追加タンクは投棄されるため)。」を削除。 以下を追記。 :1回の回避判定に使用できるバーストブレスは、燃料1点ぶんのみである。 ●P92 右段 上から13行目、選択肢11 誤:大竜母シーン 正:日常シーン表(大竜母)における ●P92 右段 下から4行目、選択肢19 誤:大竜母シーン 正:日常シーン表(大竜母)における 【試製 大竜母の宴 正誤表】  2016年12月冬コミで初頒布しましたサプリメント「試製 大竜母の宴」の正誤表になります。  試作段階ですので、今後も変更の可能性がありますが、暫定的に掲載しておきます。 ●P21 左段「爬空艦隊」 上から15行目に以下を挿入。 :回避値10 ●P22 左段「白兵戦武装」上から14行目、以下を削除。白兵戦武装も装備するには[武装値]が必要です。 :後者の場合、装備するのに飛竜の[武装値]は不要である。 三龍戦騎/清水三毛