極楽艦隊RPG遊戯議事録












恐怖の自律兵器:鉄鬼
















 科学が進歩するにつれ、戦場は自動化した機械たちのものとなろう。
 これはSFでは一般的な概念で、スター・ウォーズを初めとする数々のSF映画や、SF小説ではそのような兵器の姿がみられる。
 拙作<追跡者>では理由があって自律兵器は登場しなかったが、パラフリでは多少はあってもおかしくないだろう。そこで設定した。GMは、敵方NPCを設定するのが面倒なときは、こいつらを出せばよい。(個人利用の範囲でなら、いくら利用しても構わない)
 演出としては、機械っぽい細目の描写を心がけるようにしよう。作動音などを描写すると雰囲気がでるだろう。





[自律兵器]


 高度な電子頭脳を内蔵し、自動的に行動する兵器のことです。一般的には、<鉄鬼>と呼ばれています。
 人的資源にとぼしい辺境星系や、資金のある軍事組織などで偵察・警備用などに使われています。経験を積むことにより「成長」する点が特長です。
 反面、全般的に高価なのが欠点で、軍用兵器としては一般的ではありません。古代の無差別殺戮機械<バーサーカー>の技術を解析、転用して開発されたという噂もあります。

 なお、この兵器の性能を最大限に引きだせるのが、サイバーウェア「スーパー合体君」を備えた兵士であるといわれています。自律兵器を活用するそうしたサイボーグ傭兵は「鉄鬼つかい」とよばれ、独特な地位をきづいています。





 1、ルール上の処理方法
 鉄鬼が搭載している電子頭脳の攻撃・探査能力は、[電子値]により表されています。この値を下記の式に代入して判定値とします。

         *  *  *
 全自動なら、(電子値×2分の1+設置者の[電子]技能)×2分の1 
 遠隔操作なら、(電子値+設置者の[電子]技能)×2分の1
         *  *  *

  が、実際の判定値となります。
 全自動では、指令入力が必要なため、起動時に([電子]難易度5/30分)の判定に成功する必要があります。
 遠隔操作では、遊戯者の判断で判定値分の手札を出し、判定を行います。回避など[機動力]をもちいる判定の場合は、上の式の電子値を[機動力]におきかえて計算してください。



 2、兵器が全自動作動のみの構造なら「全のみ」、選択式なら「全・遠」と表記されています。



 3、遠隔操作する際は、付属の操縦器をつかっての無線式なら[電子値×100メートル]が限度です。ただし、サイバーウェア「スーパー合体君」を装備している人物は、衛星通信を利用したコンピュータ・ネットワークが存在する星系なら「電脳結界」をつうじて距離無制限で遠隔操作できます。
 ただし、無線で遠隔操作をおこなう場合、電子妨害に注意が必要です。



 4、削除:「友軍識別マーカー」について



 5、自律兵器の装甲値が0になると、装甲値分の巻き込みダメージの爆発とともに壊れます。小型自律兵器の[作動点]というのは、艦艇の基準とは異なる単位で、PCの[ボディ]と同じ指標です。攻撃をうけた場合、(ダメージ−[装甲])ぶんの値を作動点から引きます。
 なお、PCが自律兵器を所有する場合、[自律兵器管理シート](未発表)をつかってください。



 5−2、いちおう確認*人間から自律兵器への攻撃ダメージの算出例:
 自走対人機銃に対し、某ビーストハーフの[ダメージ13]切り札パンチ攻撃!
 火力値でない攻撃は10分の1(小数点切り捨て)にされ、さらに耐久値分の点数をマイナスされます。自走対人機銃は輸送機器扱いの装甲をもち、また、耐久値は1なので、

 13×10分の1−1≒0

 となり、けっきょくダメージを与えられません。通常の対輸送機器戦闘とまったく同じルールです。生身でも20以上の破壊力をもてば、火力値をもたなくても自走対人機銃を損傷させることになります。
 注意。火力値に対しては、[耐久値]は防御要素とはなりません。




 6、バッテリーについて:
 <しきがみおえど>のサイバー電池を低価格化・小型化した鉄鬼専用電池を使用します。三級電池50万ガメル、二級電池100万ガメル、一級電池200万ガメル。三式だと3日、二式だと6日、一式だと12日間の連続稼働が可能です。
 ただし、1回戦闘をおこなうごとに1日ぶんの電力を消費します。電源が尽きてもメモリは保存されますが、なるべく早く電池を交換してください。艦艇内などで使用するなら、有線で電力供給をおこなうことも可能です。この場合電池は不要です。
 こうした手入れをするほうが、いかにも機械を扱っているという演出ができます。が、面倒なら、このへんの規則は適当に簡略化してもよいでしょう。パラフリだし(笑)。



 7、「スーパー合体君」を装備している人物による操作
 サイバーウェア「スーパー合体君」を装備している人物は、自律兵器の操作(指令入力も含む)について[操作判定値+1]の特典を得ます。
 加えて、遠隔操作できる機種の場合、「電脳結界」をつうじて情報を脳内で相互流通でき、自律兵器のセンサー情報をそのまま自分の体感情報として感じとることすら可能です。このため、[調査][戦術]などのINT関連技能を操作者が有していれば、それをちょくせつ鉄鬼の判定値に加えられます([電子][砲術]等のように、技能に対応した装備−−例えばマニピュレータ−−が鉄鬼側に必要な技能は無理です)。この場合、操縦器のような外部式機械装置はまったく必要ありません。
 ただし、鉄鬼が破壊されると操作者はKOダメージを受けます。



 8、装輪式や多脚式、そのほか機械的稼働部分の多い自律兵器は、宇宙空間などでの使用はできません。改造すれば可能です。



 9、フルオート、パルス射撃可能な鉄鬼について
 [装甲値]を有する大型機種は大容量弾倉を使用しているため、弾倉交換は不要です。ただし、銃身や機関部の過熱のため、連射は3ターンが限界で、冷却に1ターンを要します。小型機種は、一般に予備弾薬をフルオート射撃2回分まで内蔵できるものとします。つまり合計でフルオート射撃が3回可能です。人間用の火器のように、いちいちターンを費やして弾倉交換する必要はありません。




 10、遠隔操作・指令入力について
 指令入力の通常の難易度は[電子5/30分]です。人工知能は高度な推論能力はもたないので、[全自動]の場合、情報は客観的かつ正確に入力してください。[遠隔操作]の場合、[起動判定]は不要です。自分もなにか別の作業をしつつ鉄鬼を遠隔操作する場合や、複数の鉄鬼を同時に遠隔操作する場合は、[複数行動]として処理します。
 なお、電子頭脳はある程度の汎用性をもちますが、それぞれの鉄鬼の用途に沿った電子制御機構を搭載しているので、[戦闘]鉄鬼に調査を行わせるなど、用途にそぐわない判定をおこなう場合、判定値−2の負荷を負います。
 但し、単純な回避判定等はこの限りではありません。




 11、小型鉄鬼の性能設定
 小型鉄鬼の[作動点]設定基準:
          機動力が3以下なら作動点12
             :4なら10
             :5なら8、以後機動力+1ごとに−1
 装甲:最大4。機動力および機体の大きさを斟酌して設定する。
    *特殊形状のものなどでは、例外もあります。
 大型鉄鬼は、輸送機器扱いですので、適当に設定してください。



 12、鉄鬼の修理
 通常の艦艇の修理などと手順は同じですが、基本難易度は5です。装甲や作動点を1点回復するごとに判定が必要です。1点の回復には3か4単位の作業が必要で、ふつう30分以上かかります。費用は1点につき10万ガメルです。
 材料があり、修理を自分で行うなら半額としてもかまいません。





 13、鉄鬼の学習機能:[成長]について
 PCの経験点表に基づき成長します。調査任務や戦闘任務を1回成功させるごとに、簡単な任務で50、困難な任務で100 点(最大200 点)の経験点が与えられます。ただし[遠隔操作]の場合は、得られる経験点は半分になります。[成長]すると、用途に適した技能を1単位づつ習得できます。技能値は最終的な判定値に直接合計して構いません。習得可能な技能の範囲は、鉄鬼の機体性質上、習得可能なものに限られます。
例えば、外部出入力端子をもたない鉄鬼に[電子]を習得させたり、火器を搭載していない鉄鬼に[射撃]を習得させることはできません。
例:探査系鉄鬼*[電子][回避][調査][警戒][隠密]
  戦闘系鉄鬼*[射撃][回避][戦術][警戒][戦闘]




 14、鉄鬼は、さほど普及していない!
 この世界では、自律兵器に対し、人々が根強い不信感を抱いていることを理解してください。かつて<銀河帝国>は無人殺戮機械<バーサーカー>によって滅亡したと推測されているためです。
 調達難易度は最低でも5、大型機種なら7以上にしましょう。鉄鬼を知っているかどうかは、[戦術][軍事知識][傭兵業界の噂]等の技能で、難易度5以上で判定してください。










[鉄鬼一覧]



1、浮遊レーザー砲:10[1](4000万ガメル)
       種別:戦闘鉄鬼
       センサー有効半径・射程:40/200
       電子値:6、全・遠
       装甲値:10
       機動力:3
       耐久値:3
       直径:3メートル 全高:1メートル 重量:1トン
 反重力浮遊型無人レーザー砲。最高時速60キロ。外装は強化防弾プラスチックで、円盤型をしています。耐久力も高めです。軍事施設の警備用によく使われます。破壊する際には爆発半径に注意が必要です。




2、自走対人機銃:8/2[1]**(700万ガメル)
       種別:戦闘・防御射撃鉄鬼
       センサー有効半径・射程:40/300
       電子値:6、全・遠
       装甲値:7
       機動力:3
       耐久値:1
       全長:4メートル 全高:1メートル 重量:1トン
 六輪駆動の自走対人ガトリング砲。最高時速60キロ。砲自体はミニ・ガンと同型です。突きでた武骨な多重砲身が、見る者に威圧感をあたえます。基地防衛用によく使われます。固定型もあり、そちらは艦船にすえつけて、停泊中に防御用としてつかわれます。対地ミサイルなどの誘導弾に対する[防御射撃]も可能です。




3、MIM:対人*6/4KO、対装甲*90/9KO[9]
    (破壊されると誘爆します。ダメージ:9/6KO)
    本体400 万ガメル
    子弾価格:対人弾1発10万ガメル、対装甲弾80万ガメル
    種別:戦闘鉄鬼
    センサー有効範囲・射程:100 /400
    電子値:4、全・遠
    作動点:12/停止/破壊
    機動力:−(固定式)
    装甲:4
    全高:40センチ 直径:50センチ 重量:15キロ
 汎用知性地雷。外装は強化プラスティック製で、ずんぐりした三角錐型をしています。起動させると安定脚を直径1メートルの範囲に展開し、
センサーを作動させます。複合センサーが人間もしくは装甲車輌を探知すると、子弾を自動発射して攻撃します。子弾は各5発づつ内蔵できます。浮遊戦車のみならず、低空飛行する航空機にも有効。固定式。




4、AHAM:7/4KO[1]、100万ガメル
     種別:自爆鉄鬼(戦闘鉄鬼の一種)
     センサー有効範囲・射程:60/200
     電子値:2、全のみ
     浮上限度:10メートル
     作動点:8/停止/自爆
     機動力:5
     装甲:3
     全高:10センチ 全長:30センチ 重量:1キロ
     備考:近接信管を装備している型もある。(近づいただけでも自爆する)
 対人空中機雷。安価なためもっとも普及している自律兵器で、施設警備用によく使われています。流線型や卵型をした製品が多いようです。作動させると反重力モーターで浮上し、プログラムした一定範囲内・一定高度を時速4キロていどで巡回します。目標をみつけると高速で突進し、自爆します。破壊されると誘爆します。最高速は時速80キロ。




5、メーザー四駆:5[1]、600万ガメル
       (指令により自爆。ダメージ:5/4KO)
       (電撃ダーツ仕様:KOのみ[対電子・追加1])
       種別:戦闘鉄鬼
       センサー有効範囲・射程:40/100
       電子値:5、全、遠
       作動点:10/停止/破壊
       機動力:4
       装甲:4
       全長:70センチ 全高:20センチ 重量:10キロ
 亀に似た装輪駆動兵器。背に小型のメーザー砲塔を装備しており、時速60キロていどで移動します。屋内警備用で、たいてい施設の安全保障システムと接続されています。また、メーザー砲の動力源は外部式のため、巡回は行わず、ふだんは格納所で充電しつつ待機することが多いようです。航宙艦では主動力炉が電源となります。
 メーザー砲でなく電撃ダーツ(KOダメージのみ)を搭載した一般家庭仕様もあるほどで、富裕階級の邸宅で見かけることもままあります。MOM(ミルオーガン・メカニクス)社のヒット商品で、「MOM−テラピン」という製品名で市販されています。




6、レコ・スフィア:1+KO[対電子・追加1]、500万ガメル
        (指令により自爆。ダメージ:2/1KO)
        種別:簡易偵察鉄鬼
        センサー有効範囲・射程:20/100
        電子値:7、遠のみ
        作動点:8/停止/破壊
        機動力:1
        装甲:3
        備考:[調査]+1(精密機械腕内蔵)
           [電子]+1(出入力用端子内蔵)
        直径:10センチ 重量:700 グラム
        上昇限度:20メートル
 反重力モーターで飛行する球形の自律兵器。<しきがみおえど>の先端技術の結晶。「鉄鬼つかい」の遠隔操作による戦術偵察のみを想定して機能をしぼったかわりに、探査性能は非常に高くなっています。センサーは赤外線をはじめとする広域電磁波スペクトル、温度、対化学・微生物兵器、重力異常、非可聴音域用など、多岐にわたります。
 主に建造物や艦艇内での運用を前提としており、機動領域は人間のそれを大きくこえることはできません。搭載している帯電ニードル・ガンやセンサーも、そのために効果範囲を低く設定され、コストを下げています。各国軍の化学科部隊でも使用されます。
 最高速は時速20キロ。




7、鬼面とびだま:700万ガメル、他はレコ・スフィアと同一
         装甲:6
         直径:30センチ 重量:1.5 キロ
使用範囲:摂氏−272.99度〜2000度、0〜5000気圧(地球基準)
 極低温・高熱・高圧力に耐えられるようにレコ・スフィアを改良したものです。対EMP(電磁衝撃波)装甲をもち、高圧電流などでもKOダメージをうけません。<しきがみおえど>の意匠登録品で、製品名は外見が装甲でゴツゴツした球形なのでつけられました。公国では「レコ・スフィア・ロブストス」の名で売られています。




8、自走地雷:7/6KO[1]、200万ガメル
     種別:自爆鉄鬼
     センサー有効範囲・射程:100 /300
     電子値:3、全のみ
     作動点:12/停止/自爆
     機動力:2
     装甲:4
     全長:50センチ 全高:10センチ 重量:7キロ
 大型の節足動物に似ています。多脚式で不整地での走行性能が高いため、辺境星系で使用されることが多いようです。入力された一定範囲内を時速4キロていどで巡回し、目標を見つけると球形に機体を丸め、時速40キロで突進、自爆します。その攻撃形態から、「地獄のダンゴ虫」という愛称で親しまれて? います。破壊されると誘爆します。




9、スライダー・ミサイル:40/8KO[4]、300万ガメル
     種別:自爆鉄鬼
     センサ−有効範囲・射程:200 /400
     電子値:8、全のみ
     作動点:1/停止/自爆
     機動力:8
     装甲:1
     全長:20センチ 全高:5センチ 重量:1キロ
     巡航高度:6センチ
 地磁気誘導モーターを有する高速知性地雷。基本的に巡回用でなく、目標を静止状態で待ちかまえます。対地上車輌用です。
 超小型・薄型である点が特長で、都市ゲリラがよく用います。走行中のエアカー上からも、ちょくせつ路面に置いてやれば起動可能です。外見は平たいカニを思わせます。目標を発見すると、障害物を回避しつつ目標車輌の車体下面にもぐりこみ、吸着して自爆します。
 浮遊性能をおさえたかわり、機動性が高く、最高時速は160キロ。不整地での使用はお勧めできません。破壊されると誘爆します。機体が丈夫でないので、扱いは丁寧に。




10、ランド・マスター:主砲5/3*[1]、白兵戦用発熱爪7
     4500万ガメル
     種別:比較的格闘戦対応的戦闘鉄鬼
     センサー有効範囲・射程:60/100
     電子値:4、全・遠
     装甲値:3
     機動力:5
     耐久値:2
     全長:3メートル 全高:2メートル 重量:120 キロ
 不整地用の二脚式自律兵器。軽快な肉食恐竜に似た自律兵器で、頭部はなく、胴体上部には主砲(軽パルス・レーザー砲)が搭載されています。後脚には湾曲した小刀のような近接戦用の発熱刃が装備されており、白兵戦をも得意としています。偵察用ではなく、戦闘、それも近距離での戦いに向いた機種といえます。最高速度は時速100キロ。




11、鉄甲岩竜:5/2**、劣化ウラン流星棍6KO
     種別:戦闘鉄鬼
     800 万ガメル
     センサー有効範囲・射程:50/800
     電子値:2、全・遠
     装甲値:8
     機動力:2
     耐久値:3
     全長:3メートル 全高:1メートル 重量:2トン
 不整地用の四脚式自律兵器。太古の鎧竜を思わせる重厚な外観で、胴体上部には軽機関銃を搭載しています。ランド・マスターの廉価版ともいえる機種ですが、火力支援鉄鬼として使用価値の高いものです。尾の先に装備した劣化ウラン充填モーニング・スターの破壊力は、特筆すべきものです。




12、巨虫戦車:主砲70/7 [7]、副砲8/2**[1]
       6000万ガメル
       種別:重戦闘鉄鬼
       センサー有効範囲・射程:100/主砲3000・副砲1000
       電子値:2、全・遠
       装甲値:35
       機動力:1
       耐久値:4
       全長:7メートル 全高:2メートル 重量:20トン
 不整地用の多脚式無人戦車です。外見は巨大なゾウムシを思わせます。
 主砲は航宙駆逐艦クラスのメーザー砲を小型化したもので、副砲はミニ・ガンです。頭部に似た前部センサー集合体の下に、対人兵器として副砲が装備されています。比較的資金のある星や、人的資源にとぼしい星で、陸上戦力増強のために使用されます。調整項目が多く、操作は複雑です。
 対空ミサイル装備型や、空挺仕様の機体もあります。



13、飛天鬼虫:主砲15/4**[2]
       対地拡散イオン弾莢:300 /30KO[30](2基)
       短ASM:200 /6KO[20](6基)
       短AAM:100 /10KO[10](2基)
             8000万ガメル
      種別:超汎用火器搭載型重戦闘鉄鬼
      センサー有効範囲・射程:200 /800
      電子値:2、全・遠
      装甲値:20
      機動力:2
      耐久値:2
      全長:9メートル 全高:3メートル 重量:7トン
 近距離での対地戦闘を目的とした、航空機型の重自律兵器。
 主砲は30ミリ・チェーンガンで、歩兵や軽車輌をいたぶるのに使用します。イオン弾・ポッドは1基で15発のプラズマ炸裂弾を一斉発射する面制圧兵器で、エアカーを6台まとめて破壊できます。ASMは対地ミサイルで、中対戦車兵器です。AAMは対空ミサイルで、おもに自衛用に使用します。外観は巨大なカやアブをおもわす機種が多く、左右に突き出した兵器群架が威圧的です。
 低速ですが旋回性能にすぐれ、どこまでも正確に目標を追い詰めて破壊します。リガルト子爵紛争では歩兵の天敵としておそれられました。最高速は時速400キロです。




14、とび丸ぼん:3/1*、400万ガメル
     (指令により自爆。ダメージ4/4KO)
     種別:戦闘・戦術偵察鉄鬼
     センサー有効範囲・射程:50/200
     電子値:5、全、遠
     作動点:10/停止/破壊
     機動力:4
     装甲:3
     直径:70センチ 全高:20センチ 重量:20キロ
 音響および光学センサーを搭載した無人戦術偵察機。最高速は時速60キロ。自衛用に短機関銃を搭載しています。皿を二つ重ね合わせたような円盤型をしています。運用領域はエアカーていどですが、100メートルまで上昇できます(参考:一般のエアカーは約10メートルが最大浮上限度、としておく)。




15、グランブル・バンブル:0(対電子:1)+KO、1000万ガメル
     種別:電子戦専用攪乱型鉄鬼
     射程・電子妨害有効範囲:80/500
     電子値:9、全、遠
     作動点:1/停止/破壊
     機動力:3
     装甲:0
     全長:6センチ 翼開長:10センチ 重量:200 グラム
 局地電子戦用の超小型自律兵器で、外見は金属製のマルハナバチを思わせます。電子妨害を始めたら、その中にある全ての電子通信手段(電脳結界での通信も含む)、レーダー機器は使用が非常に困難になります。それらを使用する場合、鉄鬼側のカードを目標値とする対抗判定に成功しなければなりません(ルール的には、本機に対して[電子(INT)]で攻撃判定をおこなうことになります)。
 妨害周波数は選択でき、また通信の傍受も可能です。本機をちょくせつ攻撃する場合、機体が小さいため−2ていどの修正が攻撃側に課されます。戦闘もいちおう可能で、高出力電磁波に指向性をもたせて目標に照射し、一時的に行動不能にします。





16、超電磁水母:500万ガメル
     種別:防御鉄鬼
     センサー有効範囲:40/200
     電子値:3、全、遠
     作動点:7/停止/破壊
     機動力:6
     装甲:4
     直径:20センチ(通常時)、1.5 メートル(防御形態時)
 反重力モーターで浮遊する、個人保護用の盾です。あらかじめ防御対象を入力しておく必要があります。防御対象を複数指定すると、指令入力難易度が一人につき+2づつ上昇します。 攻撃が防御対象に加えられると、瞬時に透明な軟質防御膜(電磁場も発生させます)を展開し、刀剣類、弾丸、爆風や光速兵器から対象を守ります。
 ダメージは[装甲]値ぶん防げます。攻撃を受け止めても防御しきれなかった過剰ダメージは、防御膜を貫通し、防御対象におよびます。
 手順としては、防御対象である人物が[回避判定]に失敗したときに敵の攻撃札を目標とする[機動判定]をおこない、成功したら(本機での)防御に成功したものとします。防御対象となった人物は、本機の[装甲]に加え、通常どおり自前の装甲や盾によりダメージを減少させることができます。





17、きらだま:850万ガメル
     種別:光速兵器併用型特殊戦闘鉄鬼
     センサー有効範囲:50/400
     電子値:3、全・遠
     作動点:8/停止/破壊
     機動力:5
     装甲:2(対レーザー・メーザー+20[2])
     直径:50センチ
 <しきがみおえど>の反重力ミラーボール[ジュリアナ]を改良したもので、鏡面反射装甲と電磁反射結界発生器を組み合わせた浮遊式レーザー反射球です。目標の背後などに忍ばせ、火力値[2]までの味方のレーザーやメーザー光を反射させておもわぬ方向から攻撃をかけることができます。それ以上のダメージの光線を受けた場合、本体が破損します。
 まず、通常の攻撃判定の手順で味方が本機に射撃し、本機が[機動*通常は難易度5]の判定に成功すれば、光線は目標の死角から襲いかかり、目標は回避に−1の負荷をおいます。失敗すると攻撃は自動的に外れます。大失敗すると、味方に光線が反射します。その際は射手は自分の攻撃札を目標に回避判定をおこないます。
 また、本機は電磁結界を半径20メートル以内の空間に3ターンの間拡大することができ、光速兵器のパルス射撃にとっての閉鎖空間(人間には不可視)を形成します。パルス射撃をここに撃ちこむと[ダメージが倍加]し、[目標の回避判定に−2の負荷]がかかります。ただし[結界拡大]をおこなうと、その後1ターン、光線を反射することができなくなります。





18、ミュラーの友人:格闘ダメージ4 (価格:特殊)
     種別:超精密人間擬態的人類完殺鉄鬼
     センサー有効範囲:500
     電子値:7、全、遠
     作動点:12/停止/破壊
     DEX,STR,SOC:平均的な機体で4ランク
     装甲:3
     身長:1.2 〜1.9 メートル
 銀河帝国時代に製造されたと思われるアンドロイド(高精度人間型ロボット)。ごくまれに遺跡から発掘されることがあるようです。外見はもちろん、体温や体重、脈拍なども人間そっくりです。解剖などを伴わない一般的な観察でアンドロイドと見破るには[調査:INT11/7日]の判定に成功する必要があります。
 指令入力すれば、いかなる性別、人種の人間にでも擬態できます。ただし擬態の完了には約10分を要します。現在の電子装置とは規格が異なり、また入力範囲が多岐に及ぶため、入力難易度は7に上昇します。
 入力に成功すれば、ほぼ完全に独立した人間として作動させることができます。技術格差がありすぎるため、複製は不可能です。現在でもまだ、幾らかの機体は人類に混じって稼働し続けている可能性があるといわれています。




19、クローム・ウィドウ:4/2*、(三)5、600 万ガメル
    種別:戦闘・暗殺鉄鬼
    センサー有効範囲・射程:50/400
    電子値:3、全・遠
    装甲:2
    作動点:8/停止/破壊
    機動力:(地上)1、(空中)5
    備考:色胞迷彩装備:[隠密]+2
       空中での射撃時:攻撃判定値−1
    全長:60センチ
 暗殺、対人攻撃用として人気のある鉄鬼です。小型化された突撃銃を搭載しています。特殊吸着構造をもつ四対の脚でクモのように天井にへばりつき、色胞迷彩を併用して隠密性の高い奇襲攻撃をかけることができます。反重力モーターによる飛行も可能で、通常は脚を折りたたみ、飛行して移動します。飛行時のほうが機動性が優れているのですが、反動により射撃の精度が落ちるのが難点です。





20、バルカンはりねずみ:4/1**+[対電子:1+KO][1]、1500万ガメル
    種別:極微密集型多連装電磁投射砲搭載防御射撃専用的鉄鬼
    センサー有効範囲・射程:60/100
    電子値:10、全・遠
    装甲:0
    作動点:8/停止/破壊
    機動力:0
    全長:30センチ
 バルカンファランクス・ヘッジホッグ。<バルねず>の愛称で親しまれて? います。個人防御用の超小型対空電磁機銃です。背中にびっしりと密生しているのは超小型の多連装砲塔です。ライフル弾、ロケット弾、各種ミサイル等の接近を電磁波センサーで感知すると、極小口径・高初速のマイクロ・レールガンによるフルオート射撃で高密度弾幕を張り、目標を排除します。
 携行性を極限まで追求した結果として、近接防御兵器としての性質が強くなっています。
 弾丸・誘導弾は迎撃できますが、光速兵器や高初速兵器(音速の20倍以上)の迎撃は不可能です。ふつうは防御対象者の肩や頭にのせておきます。
 [防御射撃判定]は、防御者が回避に失敗した場合に、攻撃側の札を目標として行います。3回防御射撃をおこなったら、腹部を展開して弾倉を交換してください。専用予備弾倉は1個300万ガメルです。




21、マンタ・タクティクス:900万ガメル
    (指令により自爆。ダメージ8/6[1]KO)
    種別:航空戦術偵察鉄鬼
    センサー有効範囲:1000/5000
    電子値:7、全・遠
    装甲値:4
    機動力:7
    耐久値:1
    翼幅:3メートル 全長:4メートル 重量:300キロ
 高精度カメラ、各種電磁波センサーを搭載した無人戦術偵察機。エイに似た形をしており、航空性能に優れます。上昇限度・機動力は戦闘機なみです。
 自爆装置をのぞけば、非武装です。格納するときは翼を折り畳むことができます。最高速度は時速1400キロ。




22、F/A−4バスターガイガン:3200万ガメル
    主砲[4]、短射程誘導弾[10]*4
    種別:宇宙戦闘鉄鬼
    電子値(攻撃力):5、全・遠
    センサー有効範囲・射程:宇宙戦闘機なみ
    装甲値:10
    機動力:9
    耐久値:2
    全長:12メートル
 高機動ブースターを搭載した無人戦闘攻撃機。武骨な外観ですが、人員を要しないために機動力が非常に高くなっており、一般的な宇宙戦闘機となら互角以上に渡りあえます。主砲は軍用機搭載用として標準的なレーザー機銃です。[短射程誘導弾]は、近距離で戦闘機や攻撃機を攻撃する際に使用する小型ミサイルで、任務によっては通常の[対艦ミサイル](火力値[32])2発と換装することもできます。短射程誘導弾の価格は2発100万ガメル。軍事企業などが防衛用に配備していることが多いようです。
 法律的には小型艦艇として扱われるので、購入時などには航宙運輸局において登記をおこなう必要があります。




23、電子魔獣:等級+2ダメージ、(等級の500万倍)ガメル
    種別:電脳結界内戦闘用電子育成鉄鬼
    電子値:等級+2、全・遠
    センサー有効範囲・射程:電脳結界内距離1単位の等級倍
    作動点:等級+2/消滅
    機動力:回避判定は電子値で行う
    装甲(電子戦防御力):等級+2
 <しきがみおえど>の結界内使役プログラム[電子魔神]を発展させたものといわれる結界内戦闘用プログラム。一種のコンピュータ・ウィルスなので、実体はありません。NPCとして扱われる電子魔神と異なり、使用者が直接、感覚を一体化させられるのが本機の特徴です。
 [遠隔操作]で起動させると、使用者が本機に乗りこみ、ちょくせつ電脳結界内の仮想空間に降り立ったような気分になります。[スーパー合体君]のボーナス+1を判定値に加えられるため、通常の電脳結界を使用して戦闘する場合に比べ有利です。ただし、使用者の視覚や聴覚などをほとんど結界内情報に対応させるため、現実世界では注意力が通常の半分以下に低下します。
 結界内での本機の仮想外観は、半機械化された恐竜や宇宙怪獣とされています。なお、一般的なコンピュータのノードは色彩豊かな建物や構造物、防衛プログラムは戦車や戦闘機、戦艦などの外観をとります。一部のスキモノは本機の外観を某女性傭兵や三次元動画の英雄などに変更して使用しているようです。結界内戦闘経験をつむことで、各種の電子魔獣に[成長]させることができます。




<いまのところ、以上です>







表紙へパラパラふりふりッ、とネ♪




ギラ「追加設定の一覧に戻るなら、こっちですよ」