専門技能／竜撃士
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竜撃士
【ゲキ技能】
＜体力系技能＞
ガ式格闘術【体力】
竜撃士に伝わる格闘技。判定処理は通常の白兵戦技能と同じだが、技能レベル値を追加ダメージとして加算できる。クリティカルが生じる。
魅せ筋【体力】
ダガン特有のたくましい筋肉をみせつけ、相手を魅了する技能。体力系技能にもかかわらず交渉場面で用いる特殊技能。
＜技術系技能＞
居合い撃ち【技術】
収納されている武器を、一瞬で使用可能状態にし、そのまま同じラウンドで攻撃をおこなう技能。複数行動ルールを使わないでよい。居合い撃ち判定に成功した場合、その達成値をそのまま射撃判定の達成値として扱う。あくまで自身が身につけている火器のみが対象である。竜撃大筒も対象にできる。
風走り【技術】
怒根丸を筋肉と神経に作用させ、通常人が視認できないほどの高速で移動する。怒甲状態でも行える。移動範囲は技能レベル×５メートルまで。生命を消耗するので、判定に成功した場合、ゲキの生命−２。防御時にこれを行うと、敵の攻撃難易度＋４。
戦士のたしなみ【技術】
普段より念入りにトゲやウロコの身だしなみを整える。３０分を要する。判定に成功すれば交渉判定＋１．効果は１日持続。大成功レベル分だけ修正が加算される。
化学分析【技術】
竜撃大筒と怒根丸の分析能力により、対象物体の成分、毒性を分析できる。難易度はＧＭが設定すること。分析には３０分を要する。
天魂本作成【技術】
天魂についての同人草子を作成する技能。萌芽祭で役に立つ。本技能の高い人物は萌芽際における人気作家である。
＜知性系技能＞
竜撃甲学【知性】
竜撃甲や竜撃士に関する体系的な知識。
ガルナス政治学【知性】
複雑な国家背景をもつガルナス帝国の歴史や政治についての専門知識。本技能をもつダガンは書物好きで、歴史や政治に詳しい者が多い。
戦士の直感【知性】
戦いの趨勢を直感的に判断する。また、敵が自分より強いかどうか、直感的に判断することができる。具体的な数値や、敵の兵装の分析には用いることが出来ない。ＧＭは本技能による判定結果を隠して、キャラクターの判断の正否を明らかにしないこともできる。
ガ式総合戦略論【知性】
かつて銀河の巨大軍事国家だったバラナスの伝統を受けつぐ、独自の戦略・戦術理論および軍事知識。
陸上、海上、航空での全ての戦闘について使用できる技能。正しい戦術や、軍事知識を知りたい場合に判定を行う。龍魂生物戦には適用できない。
分析と推論【知性】
手元にある情報から、高度な推論によって、論理的に回答を導き出す技能。この判定は対象を限定せず、情報収集において新しい情報や手がかりを得るたびに行える。ただし、ＧＭは、判定の難易度は遊戯者に教えず、推論の正誤がわからないように処理すること。判定が失敗していた場合、そのレベルに応じ、ＧＭは誤った情報を遊戯者に伝えること。実際に推論が正しかったのかどうかは、キャラクター自身の行動によって確かめるしかない。
明鏡止水【知性】
自らを抑制する技能。「戦場の狂気判定」や、天魂に誘惑された場合など、いろいろな意味でキャラクターが暴走しそうなとき（笑）に使用できる。
士族の教養【知性】
幅広い教養。専門学術系の判定で、分野を問わず判定を試み、「実は知っていた」ことにできる。ただし、あくまで知識に過ぎないので、実践はできない。
＜魅力系技能＞
切腹【魅力】
竜撃士にとって切腹は、自らの決意を示す重要な行為である。日本の「侍」の切腹とは意味合いが異なり、自らの決意を示して、相手を交渉で説得する場合に行う。自害するために行うものではない。
戦士としての威信がかかった交渉判定において行い、判定に成功すれば技能レベル＋大成功レベルを交渉判定値に加算できる。大成功や自動的成功の場合、ダメージは負わない。自動失敗（１のゾロ目）の場合、これを行ったキャラクターは死亡する。辞世の句を詠むこと。
熱血説得【魅力】
戦士として、熱く説得を行う。そうした議論になりそうな交渉判定において使用する。例えば、敵軍を前にした状況で、降伏するか、徹底抗戦するか、という議論の場合などに本技能は使用できる。商談など、竜撃士としての誇りや自尊心に無関係な交渉判定には使用できない。論点が少女アラガミ師や天精花に関わる場合、判定値にさらに＋１加算される。この技能を有するキャラクターは、ガルナスの中でも特に熱血漢であり、弱者を見過ごしたり不正を黙認しなければならない場合、精神抵抗値による難易度判定に成功する必要がある。
士族の気品【魅力】
ガルナス帝国の支配階級としての社交的な振る舞い、作法、各国の上流階級との付き合い方など。国際会議など、儀礼や作法を試される場面で使用する。この技能を有するキャラクターは上品である。
天精花萌え【魅力】
天魂と交渉を行う技能。また、天魂に誘惑されそうな場合の対抗判定にも使用できる。この技能をもつキャラクターは、竜撃士のなかでも、とくに天魂に強い思い入れをもっている。
＜龍魂系技能＞
散華【龍魂】
さんげ。竜撃大筒と怒根丸を暴走させて自爆する技能。判定は不要で、任意に発動する。真に自分や戦友に危機が迫ったときのみ使用可能。もちろん本技能を使用したキャラクターは即死する。ダメージは【徹甲・電磁】技能レベル×３０。爆風の範囲はダメージに等しい半径メートル。
【トモガミ技能】
＜知系技能＞
大筒射撃【知】
竜撃大筒を射撃するための技能。竜撃士の基本技能である。
危険物感知【知】
竜撃甲の高度な感知器により、地雷などの爆発物、金属、仕掛け罠を感知する。キズナ×半径３メートル以内で有効。範囲内にある金属以外の物体を、電磁波や超音波により透視することもできる。
暗視【知】
低光量状況下で、赤外線および電子式光量増幅により暗視を行う。この技能をもっていると、低光量環境でも不利な修正を受けない。本技能で、低光量状況下での調査判定を行える。
走行間射撃【知】
陸上や洋上での戦闘で使用する。竜撃大筒の射撃完成能力を高め、竜撃士の神経系との連結を強化する技能。自分が移動しながらの射撃や、目標が移動している場合でも修正を受けない。対空目標については適用されない。
敵戦力分析【知】
竜撃甲の分析能力により、敵の兵装や性能を分析する。強力な敵や、一般的ではない敵については、判定難易度が上昇する。判定に成功した場合、ＧＭは、その敵のもつ武装の数値、性質、敵の能力値を遊戯者に教えること。値は大まかなものでよく、四捨五入した数字を教える。
対砲撃電探【知】
攻撃を受けたさいに、砲弾、誘導弾の遠距離射撃を生体電探により感知する。敵弾の発射地点、着弾予想地点を算出できる。
＜体系技能＞
大筒防御【体】
恐竜などの白兵戦攻撃を、大筒で防御する。本技能により白兵戦防御に成功した場合、防御力に＋１される。大成功レベルごとに追加防御力＋１。
守るべきもの【体】
アラガミ師または天精花ひとり（とそのトモガミ）を対象とし、自分が身代わりとなってダメージを引き受ける。判定は、敵の攻撃判定の達成値を目標値として、味方が攻撃を受けたときに、自身のラウンドを１回消費して行う。１ターンに１回だけ可能。
＜動系技能＞
はや駆け【動】
高速機動する技能。この技能による「動」判定に成功すると、通常の３倍の距離を移動できる。不整地では難易度が上昇する。
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